※同様のご意見を他にも4名の方からいただきました。

意見・提言

 埼玉県は他県に比べ放射線量測定など対応が遅い感じがします。各市町村で測定開始している所も増えていますが、上里町では測定器を購入し放射線量測定をするといった対応はないのでしょうか。学校や保育所の校庭やプール、公園など子供たちが活動する場所は測定していただきたいです。
 水についても3月25日に検査しただけで上里は地下水だから安全と決めつけず定期的に検査していただきたいです。

返事

 上里町では、町民の皆様の放射線に対する不安を解消するため、各種測定を行っております。

 空間の放射線については、小・中学校の校庭を6月15日から毎週1回測定しており、調査結果は随時町のホームページ等で公表しております。また、埼玉県でも7月中・下旬に校(園)庭における空間放射線の測定を、県内全市町を網羅する115か所を測定して、結果を公表するとのことであります。

  土壌等の放射線については、6月16日から、小・中学校、保育園・幼稚園の校庭(園庭)を調査し、さらに小学校のプールの水についても調査を行いましたが、いずれも指標値以内でした。

  また、水道水に関してですが、上里町には2つの浄水場があります。上里町浄水場は地下水で、第2浄水場は地下水と県水のブレンド水となっております。地下水に関しましては、現時点で大気中から検出される放射性物質の数値が基準値内ですので、地下160~170mの深さまで放射性物質が混入する可能性が低いため、検査は実施されておりません。しかし、地下水に関する情報は、県や近隣市町村、町内の民間利用者の方から検査の結果を提供していただくなどして収集をしており、安全を確認しております。県水に関しては、行田浄水場で検査が行われており、そちらでの数値を確認しております。

 町といたしましては、町民の皆様が安心して生活を送られるよう、国や県の動向を注視し対応してまいりたいと考えております。