意見・提言

 平成27年10月11日に朝から昼頃まで、降雨の中、町民体育祭を挙行されましたが、私の知る限り4人の小学生が風邪をひきました。
 また、朝方、会場に急ぐ傘をさした自転車が、歩行者に接触する状況を見かけました。
他にも雨天決行のために体調を悪くした子供やお年寄りは多数いると思慮されます。
 限られた駐車台数なので、大半の者は、自転車や徒歩で集合していますし、テントのない団体も多くあります。
 結果的には「無事に実施できて良かった」と実施本部では評価しているかもしれませんが、これだけのリスクがある中で強行して結果オーライで本当に正解だったのか?実施サイドに押し切られたのではないか?何時の段階で、降水量または降水確率がどうであれば、中止と判断するかというガイドラインはあったのか?町の危機管理はこれで良いのか?
非常に疑問です。
(町民体育祭自体を非難するものではありません)

返事

 町民体育祭は、上里町民が一同に会し、字別対抗など地区の繋がりや地域親善を基調とするスポーツの祭典として、今回、47回目を迎えた行事でした。
 ご意見のありましたとおり、前日より天候が危ぶまれ、当日の早朝も小雨が降っておりました。以前にも悪天候により体育祭が中止となることも幾度かございましたが、例年実施しております実施判定会議を当日の午前6時に会場に集合して行いましたところ、その段階ではほとんど降雨はありませんでした。更に、幾つかの気象予報を見合わせたところ、降水量は0mm~1mmで、午前11時前後には、曇り予報になることから、実施との判断に至りました。当初、実施か中止かのお知らせをする防災無線による放送を、午前6時30分から午前6時45分に放送する予定でありましたが、天候が悪いこともあり、お車で来場される方も増えることから、余裕を持ってお越しいただこうと、午前6時15分に早めて放送させていただきました。
 ご参加いただきました町民の皆様には、小雨の降る肌寒い中、体調を崩された方がいらっしゃったり、お越しになる際に危険な思いをさせてしまったこと、また、駐車場の問題等で、ご不便、ご心労を煩わせてしまい誠に心痛の念に絶えませんが、実施に際しご協力を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。
 このたびの貴重なご意見を、今後の行事催行及び運営に生かし、より良い体育祭にしていきたいと考えております。