皆さまにおかれましては、よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年も宜しくお願い申し上げます。
 さて、今年の干支は「丑(うし・牛)」ですね。丑は古くから酪農や農業で人間を助けてくれた大切な動物でした。大変な農作業を最後まで手伝ってくれる働きぶりから、丑年は、「我慢(耐える)」や「発展する前触れ(芽が出る)」を表す年になると言われております。
 今年は、昨年から続くコロナ禍での生活が、少しずつ改善されることを切に願うとともに、町としても国および県と連携し、未だ広がりをみせる危機に対応して参ります。
 さて、昨年12月に予定しておりました町内中学三年生の修学旅行は、残念ながら中止せざるを得ない状況になりました。これは、12月9日㈬に旅行先となる京都府から「医療崩壊を防ぐための緊急要請」が発出されるなど、急速に高まった生徒への感染リスクを考慮しての判断となります。
 中学校生活の大切な思い出となる修学旅行が、突然の中止となり、生徒達の落胆はいかばかりかとお察し申し上げます。
 1月に入り、三年生にとっては残りわずかな中学校生活となりますが、先生や友人と過ごす時間が「思い出」となるよう、毎日を大切に過ごしていただければと願っております。また、気持ちを新たに、来たる高校入試に臨んでいただければと思います。