上里町DX推進計画(令和5年度~令和7年度)

 新型コロナウイルス感染症の発生は、これまでも起こり始めていた社会変化やデジタル化を加速しました。

 コロナ禍において政府の緊急経済対策として実施された「特別定額給付金」の支給事務の遅れ、行政手続における署名・押印の規制、休校期間における教育の停滞など、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によって人々の暮らしや働き方が大きく変化する中、行政におけるデジタル化の遅れが露呈したことで、デジタル化への対応の緊急性が大きく高まりました。

 デジタル化において重要な概念は「デジタル化を手段として変革を進めるデジタル・トランスフォーメーション(DX)」です。単なるデジタル技術の導入に留まることなく、合わせて制度や政策、組織の在り方を変革していくことが求められます。

 

 国の自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画(外部リンク)においても、『住民に身近な行政を担う自治体、とりわけ市区町村の役割は極めて重要』とされており、自治体が重点的に取り組むべき事項を具体化するとともに、デジタル社会の構築に向けた取組みを全自治体で着実に進めていくことを要請しています。

 

 こうした国の要請や社会情勢の変化等を踏まえ、本町のDXを着実かつ計画的に推進するため、これまで推進してきた「上里町情報化推進基本計画」を全面的に見直しを行い、新たに「デジタル社会において本町が目指す姿(ビジョン)」と「取組の工程表」からなる『全体方針』を決定し、「上里町DX推進計画」を策定しました。

 

 上里町DX推進計画(PDF:4535KB)

 上里町DX推進計画(全体方針_抜粋)(PDF:1817KB)

 

 

 

 

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上記の取組イメージはあくまでも例示であり、全ての取組の実施が計画されているものではありません。

 

上里町情報化推進基本計画(令和2年度~令和4年度)

 第5次上里町総合振興計画が目指している町の将来像「まち・ひと・自然が共に輝く”ハーモニータウン かみさと”」の実現に掲げた基本目標の一つである「情報基盤・発信力の強化」とその単位施策である「快適で安全な情報利用の推進」「情報発信の多元化と強化」「行政内部の情報化の推進」など、将来像の実現においてICTの役割は重要であり、情報化による行政システムの安定的な運用、クラウドシステムの活用、ネットワークの整備、情報セキュリティの確保といった行政事務の効率化を目指し、またマイナンバー・スマートフォン・IoTを活用した行政サービスにより、住民サービスの向上を図るものといえます。

 上里町では、令和2年度に、ICTの活用や情報化を推進するための新たな基本計画となる「上里町情報化推進基本計画」を策定しました。

 また、近年のICT技術の発展やデジタル社会の加速など、ビジネス環境や市場、組織、個人、あらゆるものを取り巻く環境が変化し、将来予測が困難になっている今日の状況(VUCA)を鑑み、本方針では基本的な方向性を示すこととし、計画の期間(終期)は定めません。【※「上里町情報化推進基本計画」の取組は、令和5年度より国のDX推進計画と整合を踏まえた計画期間を設定するとともに「上里町DX推進計画」へと継承いたしました。】

 

 上里町情報化推進基本計画・基本方針(PDF:4448KB)

 上里町情報化推進基本計画・実施計画(アクションプラン)(PDF:3156KB)