12月に入り、年の瀬も押し迫ってまいりました。一段と寒い季節になり、せわしなくなる毎日ですが、町民の皆さまにおかれましては、ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
 本誌のP2~3にも掲載しておりますが、上里町は11月3日㈬に、町制施行50周年を迎えました。記念式典を挙行するにあたり、今日の上里町を築かれてきた先人の方々のご努力に感謝するとともに、未来へつながる持続可能なまちづくりに、引き続き邁進することを強く決意した所存でございます。
 さて、上里町は地域の活性化や、コンパクトで持続可能なまちづくりを推進するため、神保原駅北まちづくり協議会を
11月18日㈭に発足しました。
 JR高崎線の神保原駅北口は、沿線の中で唯一、明治以来開発の手が入らなかった最後の駅と言われております。本町では、人口減少・少子高齢化などの町を取り巻く環境の変化を踏まえて、首都圏を南北に縦断する鉄道幹線上に位置する神保原駅がもつポテンシャルを生かした市街地整備の推進など、「都市機能が集積したコンパクトなまちおよび町内の各地がネットワークで結ばれたまちづくり」を進めていくことが重要であると考えております。神保原駅周辺を「中心拠点」と位置づけ、「誘導すべき都市機能」を定め、かつての町のにぎわいや活気を取り戻すための方策を検討してまいります。そのためには、「まちづくりの進め方」や「駅周辺の在り方」を地域の皆さまや関係機関と共有しながら進めていくことが重要であります。
 誰もが上里町に魅力を感じていただけるようなまちづくりの実現に向けて、まちづくりの基本的な方向性を示した「まちづくり基本構想」の策定に取り組んでまいります。