ウォーカブル推進都市

     

上里町は、国土交通省からの募集に賛同し、令和3年4月に「ウォーカブル推進都市」になりました。

今後、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の形成を目指して、国内外の先進事例などの情報共有や、政策づくりに向けた国と地方のプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを共に推進していきます。 

     

ウォーカブル推進都市とは

     

世界の多くの都市で、まちなかを車中心からひと中心の空間へと転換し、人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられる場へと改変する取組が進められています。

これらの取組は、ひと中心の豊かな生活空間を実現させるだけでなく、地域消費や投資の拡大、観光客の増加や健康寿命の延伸、孤独・孤立の防止ほか、様々な地域課題の解決や新たな価値の創造につながります。

これらを踏まえ、令和元年6月26日に「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」において、"WE DO"~Walkable,Eyelevel,Diversity,Openをキーワードとするこれからのまちづくりの方向性が打ち出され、国土交通省よりこの取組に向けた政策実施のパートナーとして「ウォーカブル推進都市」の募集がありました。

     

「ウォーカブル推進都市」は、、"WE DO"賛同する地方公共団体が、各種政策と国内外の先進事例などの情報共有や政策づくりに向けた国と地方のプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを推進するものです。

     

(参考)国土交通省ホームページ

「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりに取組みませんか?

  

上里町の取組

     

町では、将来の人口減少や高齢化を見据え、居住や都市機能の立地と、公共交通の充実・連携により、コンパクトで持続可能なまちづくりを目指すため、令和4年1月11日に「立地適正化計画」を策定・公表しました。

本計画では、町の中心となるJR高崎線神保原駅周辺に生活サービス施設がまとまった利便性の高い拠点を形成し、鉄道利用者をはじめ、地域に居住する高齢者や自動車を運転しない住民等、誰もが拠点にアクセスしやすい移動環境を形成し、将来にわたって住み続けられる安全・安心なまちの実現を目指すものです。

    

神保原駅を中心とした概ね800メートルの範囲を都市機能誘導区域(中心拠点)に位置づけ、拠点にふさわしい快適で賑わいのある拠点市街地の形成を目指します。その中で、駅北口周辺地区を「ウォーカブル推進都市」の対象地区とし、安全な歩行空間や駅前広場整備等のハード施策だけでなく、公共空間の利活用を促進するソフト施策も検討し、回遊性を高めるまちなか空間の整備計画の策定に取組んでいきます。

     

今回の「ウォーカブル推進都市」への登録は、町が目指す「コンパクトで持続可能なまちづくり」への第一歩です。駅周辺が「まちの顔」にふさわしい快適で賑わいのある中心拠点となるよう、町民の皆様の様々なご意見を伺いながら事業を進めていきたいと考えていますので、ご理解・ご賛同のほどよろしくお願いします。

     

(関連ページ)

 上里町立地適正化計画(令和4年1月11日策定・公表)