食品ロスとは?
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。野菜の皮の厚むきしたもの、賞味期限切れで食べずに捨ててしまうもの、食べ残して捨ててしまうものの3つがあります。
日本の食品ロス発生量は年間約646万トン(推計)で、日本国民一人一日当たり、お茶碗一杯分(約139g)の食品を一年間毎日捨て続ける計算となります。
食品ロスを減らすには?
食べきり料理にチャレンジ!
食材の捨ててしまいがちな部分も、ひと工夫で残さず食べられます。たとえば、キャベツやブロッコリーの芯は、細かく刻めば硬さも気になりません。ニンジンの皮をむかずに調理すれば、手間も省けて一石二鳥です。
外食時も食べ残しを防ごう!
外食の際、意外とボリュームが多かった、嫌いな食べ物が含まれていた…などの理由で食べきれない場合があります。注文前に確認することで食べ残しを減らせるので、しっかりとチェックしましょう。小盛りができるお店もあります。食べきれる分だけ注文しましょう。
宴会時に「食べきりタイム」を設けよう!
歓送迎会等宴会のお開き前15分間を「食べきりタイム」として、自席で料理を楽しむ時間を設け、宴会等で発生する食べ残し(食品ロス)を減らしましょう。
買い物前に在庫のチェック!
値段が安いからといって、食材を買いすぎたり、まだ残っている同じ食材を再度買ってしまうのを防ぐために、買い物前に食材の在庫確認をして、必要なものだけを買いましょう。
食材の「消費期限」と「賞味期限」をチェック!
「消費期限」は食べても安全な期限のため、それを過ぎたものは食べないほうが安全です。「賞味期限」は美味しく食べられる期限であり、それを過ぎても食べられなくなるわけではありません。見た目や臭いなどで個別に判断しましょう。
(参考)
・埼玉県ホームページ「食品ロスの削減」
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/foodloss-sakugen.html
・食べきりげんまんプロジェクト(九都県市)
http://www.tabekirigenman.jp/