新年あけましておめでとうございます。

~2021年 令和3年 今年は丑年~

 牛は昔から食料としてだけでは無く、農作物や物を運ぶ時の労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として慕われています。
 さて、学問の神様と言えば菅原道真。菅原道真を祀る、福岡の太宰府天満宮や京都の北野天満宮には丑(牛)の像が置かれています。なぜ牛なのか?不思議ですよね。
 菅原道真が丑年だった⁉ 

 菅原道真の危機を飼牛が救った⁉

 菅原道真の埋葬場所(太宰府天満宮)は菅原道真を運んでいた牛が座り込んだ場所⁉

 菅原道真の教えが、黙々と働く牛の様子に通じるものがある⁉

 このような理由から牛を神の使いとして祀っているそうです。 太宰府天満宮・北野天満宮の牛の像はどの牛も座り込んだ姿であるのも不思議ですね。
 仏教が生まれたインドでは、牛には神に近い尊いイメージがあり、牛を神様として大切にしているそうです。
 2021年は丑年。「神に近い」とされる牛が干支!やはり、縁起が良い年になる事を期待してしまいます。
 子育て世代包括支援センターでも牛さんが皆様のご利用をお待ちしています。

牛さん

どんぐりと落ち葉リース

日に日に秋が深まってきましたね。
さあ、室外遊びのシーズン到来。
秋の公園や道端の落ち葉は、立派な遊具だと思いませんか。
落ち葉の上を歩くと、シャカシャカ…楽しくなる音や感触。
落ち葉吹雪!お子さんと落ち葉を掛け合ってみるのはいかがでしょうか。もちろん、お互いに汚れますが…楽しさの共有が出来るかも。
落ち葉と一緒に、どんぐりや木の実も使っておままごと。使い捨て容器(コンビニ弁当の再利用等)で、お弁当作りも面白いかも。
ススキやねこじゃらしをズボンの腰辺りに付けて、しっぽ取り遊びもできますね。
お子さんと、秋ならではの遊びを楽しんでみてくださいね。

どんぐりと落ち葉リース

ねずみさんとほおずき

ほおずきを漢字で書くと『鬼灯』
可愛いイメージのほおずきが漢字になると何か神秘的。
ほおずきは、色や形が提灯に似ている事からお盆の時期にご先祖様が帰ってくる目印(迎え火の役割等)になると言われています。お盆とほおずきの親密な関係はここにあるのですね。
お盆にほおずきを飾るのは、提灯に見立てた道標だけでは無く、ほおずきの空洞に仏様が身を宿して過ごす為、そして、今ではスーパーへ行くと何でも買える時代になりましたが、昔はそうではありませんでした。農作物が不作の時など、お供え物に彩りを与えていたのがほおずきだったそうです。ほおずき=お盆から、7・8月の植物と思いがちですが、ほおずきの実の皮が朱色に移り変わるのが、夏から秋にかけてなので、秋深くなるまでほおずきは楽しめます。
さて、ほおずき遊び知っていますか?ほおずきの赤くなった身を取り出して、揉んでいきます。中身がブヨブヨになった実の頭(お尻かな?)部分から爪楊枝を使って種を全部取り出していきます。皮だけになった袋に空気を入れて、それを口に含み舌で押すとブーッとかギュッという音が出るはず。これが難しくて、なかなか上手く音が出せずに、小学生の私は、悪戦苦闘したものです。
日中、まだまだ暑いですが、秋の風物詩としてほおずきを楽しんでみてはいががでしょうか。

ねずみさんとほおずき

水着ウサギとカニ

 梅雨が明け、いよいよ夏本番。子どもたちにとっては何かと楽しみが多い季節。

キラキラ輝く太陽と壮大な青空の下で、元気に過ごして欲しいですね。

しかし、楽しい夏には大きな危険も隠れています。

 子どもが特に注意すべき7つの危険事項とは…

  1. 水の事故1020cm程度の水深でも,うつぶせで転んで窒息する恐れがあります。子どもは静かに溺れていくそうです。子どもから絶体に目を離さないように。また、息継ぎが上手く出来ない子どもが大量に水を飲み込むと、腎臓で水分を処理しきれずに低ナトリウム血症を起こし、命に関わる事もあるので要注意。

  2. 子どもがなりやすい熱中症…子どもは環境の温度変化の影響を受けやすく熱中症になりやすいです。予防はもちろん、子どもの体調変化にすぐ気付く事が重要。

  3. 肌(皮膚)のトラブル…たくさんの汗が原因で肌がかぶれてしまう。また、蚊やブヨ等の虫に刺される事でとびひを発症したり、かゆみが酷くなり、アトピー性皮膚炎が悪化。

  4. 紫外線は子どもにも大敵…幼少期に紫外線を多く浴びるほど、大人になって皮膚がん、シミ・シワになりやすいそうです。帽子とともに首カバー活用もお勧め。

  5. 遊具での火傷…鉄製遊具や、砂場・地面等は直射日光に温められてかなり高温になっていることがあり、子どもが、それにうっかり触ってしまうと火傷をしてしまう危険性があります。地面を裸足で歩かせない・外遊びの時間を工夫する・高温の危険性がありそうな遊具には近づかせない様に注意。

  6. 子どもに急増している低体温症…夏の冷房等によって引き起こされる低体温症。扇風機の風に直接あたる、汗が乾かないまま放置する事で生じやすい為、汗をしっかり拭く、空調設備の風を直接当てないよう注意しながら、適度に冷房や扇風機を利用していきましょう。

  7. 夏風邪に注意…夏風邪は屋外と室内の温度差等により免疫が低下したタイミングで、風邪のウィルスに感染して発症します。夏風邪の代表的なものに手足口病やプール熱等がありますが、手洗い・うがいの徹底で予防が出来ます。プール熱は、タオルの共有や、目からのウィルス感染もあるので、タオルの共有を避けたり、目を洗う等の予防策が必須。新型コロナウイルス対策同様に手洗い・うがいは徹底していきたいですね。

水着ウサギとカニ

七夕

七夕とは、沢山の諸説がありますが、七夕は昔、中国から日本に伝わった星祭りだそうです。彦星と織姫星が、天の川を挟んで向かい合っているのですが、二人が会えるのは1年に1度7月7日だけ、という言い伝えからお祭りが始まったとか。いつも一緒に居られないなんて切ないけど、ロマンチックでもありますね。
織姫様みたいに、機織りやお裁縫が上手になりますように…と野菜や果物を供えてお祭りをするようになり、やがて織姫様のように願いが叶うよう、短冊に願いを書き込み、笹や竹に飾るようになったとの事です。
子育て世代包括支援センターのコーナーにも七夕飾りがあります。短冊も用意してますので、お願い事を書いて飾ってみてはいかがでしょうか。皆様が来て下さるのを楽しみにお待ちしています。

七夕

ねずみさんとかさ

じわじわと、ジメジメ梅雨の季節となりました。
子育て世代包括支援センターのねずみさんも、黄色い傘を持って、皆様をお待ちしています。

梅雨時期に特に気を付けたい2つの対策
(1) 湿気対策…エアコン・除湿器・扇風機・サーキュレーター等を上手に活用して、室内の空気を動かしましょう。
★新型コロナウイルス対策として、適度な換気も忘れずに!

(2)食べ物対策…梅雨の季節は食中毒に要注意。だからといって冷蔵庫に食材を入れすぎると、冷蔵効果が落ちてしまうので気を付けましょう。
★新型コロナウイルス対策としてだけではなく、調理前にも手の消毒を行う習慣を付けて行けると良いですね。

ねずみさん