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子どもの失敗は大切

  5歳の双子の長男と長女、1歳になった次女の育児に日々奮闘している娘から、ほっこりする話がありました。

  最近の長男の口癖が「ママ、ボクに任せて!」お手伝いや新しいことにチャレンジする前のたくましい言葉なのですが、うまくできた試しが無く、一応褒めるように努力するけど、後始末でママの仕事が増えることが多々あると笑いながら話していました。

  長男にしてみれば、自分はお兄ちゃんだもん、いろいろな事にチャレンジしたい、何でもできるようになった、褒められたい等々、さまざまな感情が育ってきて「ボクに任せて」がでてくるのでしょうね。でもまだ、5歳。チャレンジしても、失敗が多いお年頃です。しかしながら、この『失敗』がとても大切だと思います。

  お子さんが育っていく過程は、成功ばかりでは無く、失敗も多々あります。失敗したときに、どのように対応したらよいか、前向きに進むにはどのようなモチベーションを持つべきかを学べるのが『失敗』です。恐れることなくチャレンジして、失敗をしてもやり直す。失敗の後に成功が待っていることを経験すると、最後までチャレンジを続ける忍耐力を養うことができます。

  このような理由から、子どもの頃にしっかりと『失敗』しておくことが大切です。そして、周りの大人たちは、お子さんが失敗してもよいという環境作りに努力するだけで大丈夫。

  もちろん、成功した時は、たくさん褒めますが、何よりも、結果ではなくチャレンジしたことをしっかり褒めてください。子どもが失敗を生かしていかに成長していくかは、周りの大人の対応次第です。見守りはイライラするかもしれませんが、厳しい言葉をかけて、お子さんのチャレンジする気持ちを摘み取らにようにしたいものですね。

  娘は、長男のチャレンジの後始末が大変だけど、なるべく叱らないようにと頑張っています。私も、お子さん方のチャレンジと失敗を、子育て世代の皆さまと一緒に静かに見守っていきたいと思います。

お子さんのお友達デビュー


子どもは何歳くらいからお友達と遊べるようになるの?
他児がいると、その場から帰りたがるのはなぜ?
保育園・子ども園・幼稚園・小学校でお友達できるかな?
お子さんのお友達デビューについて、保護者の方々から、さまざまな相談をいただきます。
心身の発達とともに変化があるのが、子どもの人間関係の特徴です。

 ≪乳児期(1歳前)≫
大人と遊ぶ時期。親や保育士など、大人とのコミュニケーションはお友達づくりの土台です。

 ≪1歳くらい≫
他児(お友達としての意識はありません)の様子を眺めたり、使っているおもちゃが気になったりして、他児の存在を意識し始めますが、まだ、一緒に遊ぶことはほとんどありません。

 ≪2歳くらい≫
同年代の子どもに関心を示し始めます。同じ場所で一緒に同じ遊びをするのが楽しい時期ですが、お友達との上手なやり取りはまだ難しく、トラブルになることも多々あります。

 ≪3歳くらい≫
お友達と楽しさを共感できるようになりますが、お友達の気持ちを理解したり、自分の気持ちをコントロールしながら遊ぶことはまだ難しいです。

 ≪4歳くらい≫
おもちゃの貸し借り、遊びの順番待ちなど、社会的なルールへの理解が始まります。自分の気持ちや考えをある程度言葉で伝えられるようになり、お友達遊びが楽しくなります。
 
このように、子どもは乳幼児期から、周りの大人たちとの関わりを土台に、友達作りがスタートしています。しかしながら、子どものタイプは多種多様。3歳過ぎても知らない子がいるとその場に居られなかったり、一緒に遊べなかったりするお子さんもいます。そんなときは、親のペースで声をかけずに、お子さんが興味を持っている所から、少しずつ働きかけていけるよう、静かに見守るだけで良いと思います。この見守りが難しいかもしれませんが、あくまでも主役は大人ではなくお子さん自身。お子さん自身がどうしたいかを大切にしたいですね。
「つくる」のではなく、「できる」のが友達ではないでしょうか。

子育て奮闘中の皆様へ


 子育ては、楽しいですか?辛いですか?
子育てに対する思いは人それぞれ。日替わりで気持ちも揺れ動きますよね。
私は、子育てを経験し、孫たちの育児を手伝い、何よりも、保育士として、たくさんのお子さんと過ごさせていただきました。我が子を含めて子どもたちと関わっている過程で、子どもの笑顔を見たその「瞬間」、どうしょうもなく、かわいい!楽しい!という気持ちが溢れます。
そんな私も、我が子の場合はすぐにイライラ感情に戻り、反省する子育ての日々でした。
子育ては本当に言葉で表す事が出来ないほど、大変です。毎日が精一杯で、子育てを楽しむ余裕が無い方もいると思います。そんな方々のために私なりの子育てを楽しむ「ヒント」を考えてみました。

(1) 完璧を目指さない…子育ては何年も続きます。いろいろと頑張りすぎると身体がもちません。「これくらいでいいや」と妥協することが大事。

(2) 余裕のある時間配分…時間に余裕があると、気持ちにも余裕ができます。子どもの行動は、計画どおりに進まないと思ったほうがイライラが減り、少し穏やかに過ごせます。

(3) 頼れる資源はフル活用…身内の協力はありがたく頼ってください。それが難しい場合は、子育て世代包括支援センター等の行政窓口に相談してください。子育て支援のサポートについてご案内します。

(4) 子育て感情の共有…嬉しい・楽しい・辛い・不安・悲しい等、子育ての日々で感じたことを周りの方々と共有すると、気持ちが落ち着いたり、一緒に頑張れたりと前向きになれることが多いです。

(5) 子育て感情の共有…嬉しい・楽しい・辛い・不安・悲しい等、子育ての日々で感じたことを周りの方々と共有すると、気持ちが落ち着いたり、一緒に頑張れたりと前向きになれることが多いです。

(6) 子育て感情の共有…嬉しい・楽しい・辛い・不安・悲しい等、子育ての日々で感じたことを周りの方々と共有すると、気持ちが落ち着いたり、一緒に頑張れたりと前向きになれることが多いです。

(7) ストレス発散…子育てにストレスは付き物。爆発する前の発散をお勧めします。自分なりのストレス発散法をみつけ、適度に発散していきましょう。365日休むことなく続くのが子育てですが、お子さんと一緒にいられる時間は限られています。
お子さんとの貴重な時間を少しでも楽しく過ごしていただけたら嬉しいです。

児童館へのご招待

 上里町には、児童館が5つあり、全ての児童館が小学校に隣接しています。長幡児童館以外の児童館は午後からは放課後児童クラブを行っていますので、子育て世代の皆さまの中には、児童館は小学生が利用する場所のイメージがあるかもしれませんね。しかし児童館は乳幼児・小学生・中学生・高校生と幅広い年齢層で利用していただけます。お子さんにとっては遊びや学習の場であり、中学生、高校生の方々には勉強する場所としても利用出来ます。

 児童館デビューの年齢はそれぞれです。毎日、ご主人が帰宅するまで我が子とふたりの世界。「我が子はかわいいけど、誰かと話したい」と、生後2か月でデビューの赤ちゃんもいらっしゃいました。児童館の職員に子育ての悩みやさまざまな心配事等、いろいろ相談もできます。遊ばせる目的ならばお子さんの首がすわってからの方がよいかもしれませんが、児童館内の空間を、お子さんの月齢に合わせて利用するのも良いですね。

 児童館では、お子さんと保護者が、室内スペースで自由に遊べます。玩具も児童館によって異なりますので、お子さんのお気に入り玩具を発見する楽しみがあります。いくつかの児童館利用でたくさんの経験ができると思います。大型室内遊具が設置されている児童館もあり、思い切り身体を使って遊ぶこともできます。また、施設を開放しているだけでなく、子育て支援ルーム日を設け、月1回各児童館で製作や運動などのイベント(幼児教室)の開催もあります。

 長幡児童館内では、4月から、こむぎっちくらぶ(子育て支援センター)が始まりました。

各児童館の支援ルーム同様にたくさんの方々のご利用をお待ちしております。

 

 

公園デビュー

 新緑の爽やかな季節に誘われて、お出かけしたくなる季節となりましたね。

 そろそろお子さんの、公園デビューを考えていらっしゃる方、すでに始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 私の公園デビューは娘が5か月の時です。12月生まれで寒い時期はほぼ自宅で過ごし、春先からベビーカーでお散歩して、5月に公園デビューを果たしました。しかし、娘はまだ公園で遊べる訳ではなく、ベビーカーや私の抱っこで外の世界を経験するばかり。初日は、広い公園でベビーカーに乗っている娘とは一緒でしたが、私は、誰とも話せずに孤独感たっぷり。公園にはたくさんの親子が遊んでおり、子どもたちやママ同士の楽しそうな会話を聞いているだけでした。

 翌日も公園に出かけました。活発に遊んでいる2歳くらいの子どもたちを見ながら、娘に「あのお兄ちゃん走るの速いね。あのお姉ちゃんは上手に滑り台してるよ。」と話しかけていたら、その子どもたちが娘に興味を示してベビーカーに近づいてきてくれました。それがママたちと話すきっかけとなり、それ以降は公園で過ごす時間がどんどん充実していきました。一人歩きができない娘を抱っこして滑り台を滑ったり、ブランコに乗ったり、公園ではいつも一緒に遊んでいました。娘が成長し、行動範囲が広がると、あの時の子どもたちのように、ベビーカーのそばで一人でいるママに話しかけるようになりました。その姿を初めて見たときは当時を思い出し、本当に感無量でした。

 皆さまの公園デビューはいかがでしたか?お子さんの公園デビューのタイミングは人それぞれだと思いますが、私は公園にいくことで私自身のリフレッシュにもなりました。お子さんの月齢や季節のタイミングも大切ですが、パパやママ自身が「公園に行きたい!」と思った瞬間がベストだと思います。

 暑い真夏のシーズンを迎える前に公園デビューして、楽しい公園タイムを親子で過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

子育てに折り紙遊び

子育てに折り紙遊び

 折り紙は、私の子育てには必須でした。何でも口に入れてしまう時期は、原色の折り紙を子どもに見せて、「どんな色が好き♪」を歌いながら色遊び楽しみました。手先が器用になり始めると折り紙遊びが日に日に上手になります。「角と角を合わせて折った所を手でアイロン」の繰り返しがまた楽しいのです。家族の誕生日には毎回、子どもたちと折り紙で輪飾りを作ったのも楽しい思い出です。

 育児に折り紙遊びを導入されている方々もいると思います。改めて折り紙遊びの効果を調べてみると、いつも何げに遊んでいる折り紙に、子どもの発育発達に関わる効果がたくさんあることに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人です。

 でも何よりも大切なことは、我が子の発育発達を促すためではなく、とにかく親子で折り紙遊びを楽しむことです。

 今は、折り紙の本や動画も配信されています。お子さんの成長に合わせて折り紙遊びを親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

~折り紙遊びのメリット~

 1.折ることが手先のトレーニングになり、器用さが身につく。

 2.諦めずに作り上げることで、忍耐力や集中力が身につく。

 3.自分で考えながら自由な発想で折り紙を折る過程で、思考力・想像力を伸ばす効果がある。

 4.幅広い年齢層での関係作りが可能となり、コミュニケーション能力が伸びる。

 5.達成感を得ることで自己肯定感の向上が望める。

~大人へのメリット~

 1.薄くてかさばらないので、持ち運びがしやすい。  

 2.リーズナブルな価格で購入可能。

 3.折り紙のデザインがバラエティーで選ぶのも楽しい。

 4.場所を取らない。

 5.子どもと大人が一緒になって遊べる。

妊娠・出産後の3つの原則

妊娠・出産後の3つの原則

柔らかい日差しに春の訪れを感じる3月は、卒園・卒業・人事異動・昇進等々、子どもから大人まで社会生活の面で大きな変化を迎える季節ですね。妊娠・出産後も季節に関係はありませんが、3月の年度末のように、新たに始まる日々に期待が膨らむ一方、変化には不安や心配事がつきものだと思います。不安や心配事を少しでも減らすための妊娠・出産の3つの原則を考えてみました。

1「助けて!」と声を出して言う

妊娠中あるいは出産後のお母さん、そして、お父さんをはじめ、少しでも困ったと感じたら、周りの人に「助けて!」ということがとても大切です。自分のため、赤ちゃんのために積極的に声に出してください。人に迷惑をかけるということと、人に助けを求めるということはまったく違うものです。不安になったとき、電話で少し話をするだけで、自分が何に困っているか気づき、気持ちが軽くなることがあります。時には、一人で抱え込むと悪循環になり、赤ちゃんが可愛く思えなくなったり、涙もろくなったりとさまざまな問題につながる可能性があります。

2 人に頼る

育児や家事を人に頼ることは、失格でも甘えでもありません。一人で頑張ることがかえって家族や周りに良い影響を与えないこともあります。重要なのは周囲の方々が、育児についてしっかり理解し、頼りやすい環境作りをしておくことだと思います。

3 同じ仲間と繋がる

大変な思いをしているのは自分だけではないとわかると、安心感と仲間との連帯感が芽生えます。今は、コロナ対策で対面で繋がることが減少していますが、携帯やパソコンを上手に利用したり、保健センターや子育て世代包括支援センターでの情報を活用して下さい。

妊娠・出産そして育児の過程で少しでも辛くなったら、もしくはなる前に、この3原則を思い出して頂けたら嬉しいです。

小学生の放課後の過ごし方

小学生の放課後の過ごし方

 

 小学生の保護者の方から、「今の小学生は、放課後どこで何をして過ごしているのでしょうか。公園に行っても誰も居ない、仲の良いお友達は学童クラブ、オンラインゲームには誘われるけど参加させるのは正直不安、うちの子どもは毎日、放課後は手持ち無沙汰でつまらなそうにしています」と言う相談を受けたことがあります。

 保護者の方々にとっては切実なことで、このような悩みを多く聞きます。でも、子ども自身は意外と、大人が思うほど手持ち無沙汰でもないし、つまらなくないかもしれません。

 私の三人の子ども達が小学生の頃の放課後は、自宅近くの公園で待ち合わせをして遊んだり、家にランドセルを置いてから再度小学校に登校し、校庭で遊んでいました。ときには、同じ空間に集まりゲームで盛り上がったりもしていました。このような経験をしてきた子どもたちが、親になり、我が子の放課後生活を心配する気持ちもよくわかります。今は、子どもたちが大人が居ない公園で遊んだり、再度学校に登校することも、何かに巻き込まれてしまうのではないかと心配せざるを得ない世の中です。また、今のゲームはオンラインで通信するため、相手の姿が見えず、一緒にゲームしているお友達の様子は想像でしかありません。心配過剰かもしれませんが、やはり、保護者の方々の心配は尽きませんよね。

 さて、どのように過ごすのが良いのでしょうか…

 自分の小学生時代の放課後と比べて「全然違う」と不安に思う保護者の方々の気持ちを察しながらも思うことは、今の子どもたちにあった過ごし方を子どもたちなりに把握しているのではないでしょうか。なにかとスピーディな生活が続くなかで、少しボーっとしたり、自分の好きなことに集中することが、放課後の過ごし方なのかもしれません。

 小学生の子どもたちにとっての放課後が、自ら考え、実行する時間として活用できるように、静かに見守っていくのも良いかもしれませんね。

 

謹賀新年

 

謹賀新年

 

 今や通信機器の進化はファンタスティック!私の学生時代に流行した音楽やドラマなど、自分の携帯電話から簡単に見ることでき、一瞬でタイムスリップできてしまいます。過去の動画を見て、しばし学生時代に戻り、あの頃の若々しい感性が甦ります。動画を見た瞬間、過去の感性に戻り、古き良き時代を再体験できるのは、現代の進化の賜物ですね。一方で、私の学生時代は、携帯電話もパソコンも無かったけれど、友人とのコミュニケーションは楽しかったですし、家族との関係も今よりも密着していて、言い争いもしたけれど、良く会話もしていました。友達との情報交換は自宅の電話か公衆電話。遠方の友人とは、文通で近況報告したり、見せたい写真を同封したものです。今は、メールやLINEで秒速で文章や写真が送れますよね。

 現金を忘れるよりも携帯電話を忘れる方が不安と言われるほど、携帯電話には多種多様な機能があり、使いこなせれば本当に便利です。しかし、使い方一つで心身に不安や恐怖を与える物にもなります。普通に使用していれば何事もないのでしょうが、いつ何時、どんな災いが携帯電話やパソコンを通して自分自身や身内に起こるか解らない怖さが、平和な日常と背中合わせに存在している事を忘れてはいけないと感じています。この先更に通信機器は進化していくと思います。パソコンも携帯電話操作も苦手な私ですが、「便利」と「危険」が隣り合わせであることを意識しながら、できる範囲で利用していきたいと考えています。

 今年は、令和4年。新年を迎え、私は旧友たちから届いた年賀状を見て、一喜一憂していますが、皆さまはいかがでしょうか。若い世代の方々は、年賀状は葉書でなく、メールやLINEで行う方が多いようですが、新年の挨拶を年賀状で交わすのも素敵ですね。

 今年も皆さまに、気軽に子育て世代包括支援センターを利用していただけるよう努力していきます。皆さまとお話するのを楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。 


笑う門には福来る

 

笑う門には福来る

 

「笑顔は様々な良い事を引き寄せ、人生を豊かにする」と言う意味のことわざを『笑う門には福来る』と言います。

ネガティブ気分の時、「笑う」ことでポジティブな気分に変わる事ありませんか?「笑い」は逆境への対応策。どんなに辛く苦しい時でも、笑う事でエネルギーを補充し、失敗を糧にして、社会で活躍できる人間力がますます育まれます。つまり、「笑い」も子育ての重要ポイント。前向きに力強く人生を歩んで行くための正しい思考力と、メンタル力を身に着けることで、お子さんの可能性は無限大に広がるのではないでしょうか。

さて、お子さんの笑顔を引き出すために、親ができることは、親が笑顔でいること。親の笑顔がお子さんの笑顔を引き出します。でも、理屈は理解できても、笑顔で日々お子さんと過ごすのは、なかなか難しいですよね。

そこで、親の笑顔以外にもお子さんが笑顔になれることを二つ紹介します。

子どもの脳の成長期は03歳。この時期に子どもがたくさん笑える環境作りをしていく。お子さんが声を発した時や、親を見ながら行動をした時、親が笑顔で対応すると、お子さんに嬉しい・楽しい・面白いなどのポジティブな感情が育ちます。

そして、もう一つ。親の前向きな言葉掛けが子どもを笑顔にします。例えば、幼稚園や保育園に登園する時、ただ、「今日も一日頑張ってね」ではなく、「今日は何して遊ぶのかママも楽しみだよ。後で教えてね。」など少し言葉掛けを工夫するだけでお子さんに楽しいイメージを与えることができます。

子どもと一緒に日々笑顔で過ごすことは、お子さんにとっても、また自分自身にとっても大切な事。来年もお子さんのまわりにいらっしゃる皆さまと一緒に、私自身も笑顔でいたいと思います。

まごは(わ)やさしい

 

まごは(わ)やさしい

 

『まごは(わ)やさしい』ってご存知ですか?積極的に摂りたい日本の伝統的な食材の頭文字です。手軽に手に入り、栄養バランスの良い食生活を手助けしてくれる食材です。

ま…豆(大豆製品)

ご…ごま・ナッツ類

は(わ)…わかめ(海藻類)

や…野菜

さ…魚

し…しいたけ(キノコ類)

い…いも類

これらの食材は、生活習慣病の予防や免疫力アップ、老化や骨粗鬆症の予防、コレステロールの低下などの効果があるばかりでなく、産前産後の心身にとっても完璧な食材です。良質な母乳を作るため、妊婦さんの心の健康、そして、産婦さんの身体の回復など、『まごは(わ)やさしい』食材はいたるところで活躍しています。私が大好物だった、祖母手作りの黒豆・ほうれん草の胡麻和えや、母の得意料理だった、煮魚・里芋の煮っころがしは、実は、『まごは(わ)やさしい』の食材だったことを再確認しました。

さて、離乳食から幼児食にかけての悩みに、お子さんの偏食・少食が上位を占めています。中でも『まごは(わ)やさしい』の食材はどちらかと言うと、苦手なお子さんが多いようですが、焦らずお子さんの食べられる食材からレパートリーを増やしていきましょう。もちろん、食べる時や食べられた時は、お父さん、お母さんからの褒言葉のトッピングを忘れないでくださいね。

お子さんや家族のため、何よりもお料理を作るご自身のために『まごは(わ)やさしい』の食材の栄養価を確認しながら、家族の皆さんで、楽しみながら、美味しく召し上がってみて下さい。

 

コロナ禍での妊娠・出産・育児

 

コロナ禍での妊娠・出産・育児

 

 世の中がコロナ禍と言われるようになり、1年以上が過ぎました。この間、妊娠・出産・育児を経験されている方々が上里町にもたくさんいらっしゃいますが、コロナ禍においてはどのように変化しているのでしょうか?

家族の同行が出来ない産院での妊婦健診。産院主催の母親・父親学級はほぼ中止。

保健センターの乳幼児健診・赤ちゃん訪問は実施方法を変えての継続。各種健診の際には、医者・看護師・保健師の方々とはじっくりと話せても、ソーシャルディスタンスを保つために周りにいる妊婦さんやママさんと会話する事がスムーズにできず、少し物足りなさを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、出産までは家族と一緒にいられても、入院からは一人きり。ママさんやパパさんでも、誕生した我が子との面会は毎日短時間。産院にもよりますが、ママさん以外は、退院するまで面会できない病院もあるそうです。

退院後の出生届の手続き時、赤ちゃんのパパさんが、「今日、初めて抱っこしました」と手続きの間中、赤ちゃんをそれはそれは愛おしそうに抱きしめている姿を見かけました。お子さんが誕生してからの我慢が限界に達し、愛情が爆発しているかのようでした。

コロナ禍の妊娠・出産は、今までにない寂しさや孤独を感じるデメリットがあるかもしれません。しかし一方で「一人でのんびりする時間の確保」などのメリットがもあると感じます。何がメリットなのかは、人それぞれだと思いますが、皆さま方にとってのメリットを考えてみてはいかがでしょうか。

 コロナ禍での妊娠・出産・育児状況は、少しずつ良い方向に改善されているように感じます。ママさん方が快適な妊娠生活を送り、感動的な出産を経験し、楽しい育児ができるように、私たちもできる限りのお手伝いをしていきたいと思います。誕生した赤ちゃんは、ご家族の宝物。そして、私たちにとっても尊い宝物です。

育児と仕事の両立

育児と仕事の両立

 

子育て共生課の窓口は、毎年10月に入ると、たくさんのお父さん、お母さんがお子さんと一緒に来庁され、賑やかな時期になります。毎年10月1日から31日までは翌年(新年度)4月保育園入所の申し込み期間です。4月入園を希望されるご家庭が多いようですが、最近は4月に限らず、お子さんの満1歳の誕生日を目安に、育児休暇からお仕事へ復帰されるお母さん方も増えています。 

どの時期であれ、仕事復帰されるお母さん方の心身は、少なからず不安があるのではないでしょうか。育児に少しずつ慣れてきて、「もっと子どもと一緒に居たい」という思いがある一方で、「職場に戻らないと、仕事をしなければ」と、仕事復帰に悩まれている方もいらっしゃると思います。

また、「お子さんが楽しく集団生活を過ごせるか?」「以前のように仕事ができるのか?」など、育児と仕事の両立ができるかという不安をよくお聞きします。

そんな時、前向きに考えてみてはいかがでしょうか。子育て中の仕事のブランクは、ご自身の心持ち一つでご自身のキャリアになると思います。子育て中の皆さまは、さまざまな困難に直面しながらも、頑張って一つ一つ乗り越えていませんか。毎日の育児をとおして忍耐力を養い、多種多様な事柄をとおして感受性の豊かさを得ていませんか。これだって素晴らしいキャリアであり、仕事復帰後、育児で培ったキャリアが生かされることがきっとあるかと思います。

しかし、育児・仕事に併せて介護など複数の責務を抱えている方もいらっしゃいます。一人で抱えるにも限界があります。その様な場合は、家族での分担・支援して下さる方の確保など、その都度、状況に応じて体制を整えていけると良いですね。

 「育児と仕事の両立」は大変ですが、少しでも楽しくこの時期を過ごせるよう応援しています。

 

 

スマホのある子育て

スマホのある子育て

 今の子どもたちは、生まれた時からスマホのある環境で育ちます。まさに0歳児からのスマホ育児を養育者の皆様はどの様に実践していますか?家事の間や、公共の場所・交通機関でスマホの動画を見せて静かになると、ついつい利用する事が多くなってしまうのではないでしょうか。

 スマホ普及前のシニア世代には、スマホ育児がなかなか受け入れられないかもしれませんね。養育者の中にも、便利だけど育児にスマホを使ったら子どもに何か悪影響があるのではないか…と悩まれて、専門機関で相談される方もいるようです。スマホ育児は、スマホネグレクト・愛着障害の促進、等々、デメリットがささやかれているので、養育者の方々は、日々悩みながらのスマホ育児ではないでしょうか。

 少しニュアンスが異なるかもしれませんが、私の子育て開始時期に、紙オムツが普及してきました。もちろん、産院ではまだ、布オムツ。自宅で育児をするにあたり、まだまだ紙オムツを使うデメリットも言われていて、布オムツ育児をしている私は、紙オムツを使用することに何と無く我が子に対して罪悪感を感じたものです。でも、外出時に紙オムツを使用する等、自分で使い分ける事で、育児が楽になり子どもに対して少し余裕を持ってかかわれるようになりました。

スマホ育児も、けっしてデメリットばかりではないと思います、上手に利用すれば、養育者とお子さんの心身の健康に良い事もあるのではないかな…と思います。

 この、『上手に利用』が難しいのかもしれませんね。先ずは、スマホ育児に大切な事としては、各家庭でのルールを作り、家族で守って行く事ではないかと思います。

 この機会に、家庭でのルール作り、あるいは、現状ルールの達成度及び見直しをしてみてはいかがでしょうか。

子育て世代包括支援センター

子育て世代包括支援センター

 

 「こんにちは。可愛いお子さんですね。今、何歳ですか?」

 「こんにちは。まあまあ私を見て微笑んでくれて嬉しいなぁ」

お子さんと一緒に来庁されている方を見かけると、子育て世代包括支援センター利用でない方々にも、ついつい声を掛けてしまう話し好きな支援員の私です。今までも沢山のお父さん、お母さん、祖父母の方々とお話しさせて頂き有り難い限りです。

 センターで、最初は当たり障りのない日々の育児話から、徐々に様々な悩みや心配事に進展する事もあります。他の人に自分の辛い気持ちを話す事は勇気がいるかもしれないけど、人に自分の気持ちを話す事はとても大切な事。自分の気持ちを人に伝える事で、その辛さが聞き手の私に響き、辛さを一緒に受け止める力が私にも湧いてきます。一人より、二人で受け止めた方が少し辛さが軽くなり、どうしたら良いかの解決策も広がって行く場合もあるように思います。一緒に解決策を考えても結局、良い方法が見当たらない事もあるけど…ほどんどのお父さん・お母さん方は、辛さを出せた事で少し気持ちが楽になっている様に感じます。

だから今…お子さんが抱っこしていないと泣いてしまう。夜泣きが激しくて自分も寝不足。全く離乳食を食べない。子どもとどのように遊んだら良いか分からない。等々、どんなことでもお父さん・お母さん方にとっては辛くて大変な事なのです。お父さん・お母さん方、大変!辛い!その気持ちは人に話して良いのですよ。恥ずかしい事では無いのです。育児中は楽しさと辛さは背中合わせです。私で良ければいつでも話しをお聞ききします。一緒に良い方法を考えていきましょう。

今月から新年度です。就園・入園・進級等々、イベント話もしましょうね。皆様とのお話しを楽しみに子育て世代包括支援センターでお待ちしています。

 

友だちはいいもんだ(2021年3月1日)

友だちはいいもんだ

友達はいいもんだ

目と目でものが言えるんだ

困った時は力を貸そう

遠慮は要らない

いつでも どこでも 君を見てるよ

愛を心に君と歩こう

みんなはひとりのために

ひとりはみんなのために

みんなはひとりのために

ひとりのために

この歌をご存知ですか?

私が保育園勤務時代、担任させて頂いた年長組さんの卒園式で、年長組の子どもたちがこの歌を歌ってくれた時の感動が未だに忘れられず、卒園シーズンになると思い出してしまいます。

二番の歌詞には『友だちはいいもんだ 言いたいことが言えるんだ 悲しい時は励ましあおう 心はひとつさ 大人になっても忘れはしない 夢を大事に君と進もう』とあり、もう感動はクライマックスでした。

まだ56歳の子どもたちには難しい歌詞で理解できない部分もあったかもしれませんが、一生懸命に歌っている子どもたちの未来がとても明るく感じました。

友だちの偉大さ、尊さ、大切さ。友だちを思いやる心。皆は一人ではないよ。一緒に考えたり、悩んだり、喜びあうのが友だちなんだよ。と、子どもたちに話した時の子どもたちの真剣な眼差し。あの時の子どもたちが、友だち思いの大人に成長していると信じています。

今は、IT技術の発展や、コロナ影響による新しい生活様式で、人々の関わり方が微妙に変化しているように思い、私は戸惑いを感じる事があります。日々進化している日常生活、そして、新しい生活様式の中での人と人との繋がりをどの様に築いて行ったらよいのか…改めて考えて行きたいと思う今年の卒園シーズンです。

これからの時代も、人と人の繋がりを大切にしていきたいですね。

子どもは風の子(2021年2月1日)

子どもは風の子

 

『子どもは風の子大人は火の子』と言うことわざがあります。子どもは寒い風が吹く中でも元気に外で遊びまわり、大人は寒がって火のそばを離れない、と解釈します。

 寒い日に子どもたちと、鬼ごっこをして走り回ると、外気温は冷たいけど、私の身体はポカポカしてきます。ついでに息も切れて心臓バクバクです…でも、子どもたちは全く変化無し。着ていた上着を脱ぎ、更に走り回ります。子どもの年齢によってもパワーは異なりますが、基本的に子どもは、じっとしているよりも、動き回るほうが得意ですね。

しかし、ここ数年、動き回るのが苦手な子どもたちを見かけることが増えた様に思ます。寒い外で遊ぶよりは、暖かいお部屋で遊ぶ方が好き。確かに室内遊びも充実していますよね。おままごと、ブロック、お絵かきのみならず、テレビ、ゲーム、携帯電話等、子どもの遊びは日々進化しています。乳幼児がテレビや携帯電話を長い時間見ているとか、ゲームが大好きな小学生等々、養育者の皆様にとっては悩みどころではありませんか?テレビや携帯、ゲームも利用方法を工夫する事でお子さんの成長剤になるかもしれませんが、今日はここまで❕と言う終了の約束が必要事項ですね。

 先ずは、大人たちが外遊びに参加してみませんか。お子さんを誘って、一緒に寒い外で思いっ切り走ってみて下さい。大好きな大人(例えば、養育者の方々)が楽しそうにしている姿をみて、お子さんも楽しくなるばず。大人は火の子でも、たまには、大人も風の子になってみてはいかがでしょうか。私も今年の冬、もう少し風の子になろうと思います。

今年の目標(2021年1月1日)

 

今年の目標

 

 

新しい年を迎え、身も心も心機一転。今年の私の目標は…。

 昨年、上里町の小学校で開催している「命の大切さ出前講座」に参加させていただきました。これは、小学5年生の児童を対象とした、助産師の先生による「命の大切さ」を学ぶ授業です。

命が誕生するまでの過程を、子どもたちが理解しやすいように、丁寧にお話ししてくださり、子どもたちはもちろん、還暦近い私も、真剣に聞き入ってしまいました。

 私たちは、毎日当たり前に、衣食住に恵まれ、喜怒哀楽の様々な感情の中で生活しています。私がこの当たり前の日々を繰り返して生きている事が、実は奇跡なんだと、しみじみと感じました。

 当たり前に生きてるって、簡単?困難?楽しいこと、嬉しいことも沢山あるけど、つらいこと、悲しいことも、同じくらい、人によっては、ポジティブな感情以上に沢山あるかもしれません。

 命がうまれるって奇跡!そして、当たり前に生きていくのは、もしかして思っている以上に難しいのかもしれませんね。

 命を授かることを望んでいる方々、授かった命の誕生を楽しみや不安の中で待っている方々、授かった命を現在進行形で育んでいる方々、ぞれぞれのステージで様々な悩みがあるのではないでしょうか。そんな時は一人で悩みを抱えず、いつでも子育て世代包括支援センターにふらりと寄って下さい。誰かに話すことでは悩みが解決しないかもしれませんが、一緒に考えていく事は出来るはず。 

さて、今年の私の目標は、子どもや、子育てに関わっている皆様に、さらに寄り添えるよう努力することとします。上里町のばぁば(おばあちゃん)として頑張っていきたいと思いますので、今年もよろしくお願いいたします。

「子育ての虎」に思う(2020年12月1日)

「子育ての虎」に思う

 久しぶりに、有名な和菓子を買いに秩父へ。目的の和菓子は直ぐに購入出来、大満足に浸りながら、プチウオーキングをしていると、秩父神社がみえてきました。目的の和菓子を購入出来たお礼がてら、いざ!参拝‼

秩父神社には虎の彫刻が数多くあります。私が注目したのは、小虎と戯れる母虎の図「子育ての虎」。でも良く見ると母虎の模様が虎っぽくないような…どちらかというとこの柄は豹柄の様に見えます。調べてみると、日本画家の一大勢力、狩野派の流儀では虎の群れの中に必ず一匹豹を描く事を定法としていたそうで、その影響を受けた為との事。定法といえども、虎のお父さん、豹のお母さんは分かりやすく彫刻を眺めていて、微笑ましく感じます。そして、この虎の子育てにちなんで、お子さんやお孫さんがすくすく育つよう、お父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんがお参りに来るそうです。私の心に何よりも響いたのが、「子育ての虎」の説明書きの立て札に書かれていた【親の心得】です。

  赤子には肌を離すな  幼児には手を離すな

  子供には目を離すな  若者には心を離すな

この短文そのものが、子育てのセオリー(理論・仮説・確立された方法)ではないですか!一通りの子育てを通過した私に、この心得がじわじわと身に染みてきました。自立した我が子たちですが、この子たちの心を離す事なく、私も子育てをもうひと頑張りしなくちゃ~そして、この思いを若い世代の方々に伝えていきたいと、有名和菓子調達方法以上に気持ちが膨らんできました。 

絵本の読み聞かせに大切なこと(2020年11月1日)

 

絵本の読み聞かせに大切な事

絵本の読み聞かせは、お子さんの脳が刺激される・語彙が増える・心が育つ!と言われています。絵本効果を高める5つのポイントを書き出してみます。

  1. 同じ本を喜んで読む…大人は繰り返しが苦手。子どもは知っているから何度も聞きたいのです。どこで何が出て来るのか熟知していて、笑う準備までしている時がありませんか。お子さんが望むならば、同じ本を何度も読んであげましょう。

  2. 面倒だからと省略はしない…子どもは同じ言葉の繰り返しが大好き。ついつい面倒で文章を省略して、お子さんに「ちゃんと読んで」と怒られませんか。子どもは繰り返し同じ言葉を聞くことで言葉を覚えていきます。

  3. 感想は聞かない…絵本を読んでもらった後、子どもの心は様々な思いで満ちています。そっとしておいてあげましょう。親の思いとは異なり「つまらなかった」と言うのも立派な感想。自由な発想の芽を潰さない為には、このような場面で大人の意見を押し付けないことが大切です。

  4. 読みながらの内容確認はしない…「この動物は何?この字は何て読むの?」と毎回聞かれると子どもによっては、絵本の読み聞かせが嫌いになってしまいます。子どもから「これなあに?」と質問されたら、答えるくらいで充分です。

  5. 子どもの絵本を見る・聞く態度には臨機応変に対応…0歳~3歳くらいの子どもはまだ絵本のストーリーにさほど興味がありません。特定の絵や文章の言い回し等、自分のお気に入りページを見たいのです。お子さんの興味の在り方に応じた対応で大丈夫。0歳~3歳時代の読み聞かせは絵本の内容理解では無く絵本に興味を持つ事が大切な目的です。45歳になれば読み聞かせている絵本のページを次々とめくる行為等は減ってきます。

いかがでしょうか。この5つのポイントは簡単そうですが、ついつい見落としてしまいがち…子育て時代の私も日々反省しながら、我が子に読み聞かせをしていました。

私には1つこだわりがあります。それは、物語絵本はダイジェスト版では無く原本を読む事。例えば『三びきのこぶた』。ダイジェスト版には描かれていない内容が原本にはありました。昔話はある程度、文章量のあるものを選んでみて下さい。名作ほど原本を読むことで、人生に必要な様々な教訓が学べるように思います。絵本の読み聞せ年齢のタイムリミットは無いはず。お子さんが絵本を持ってきたら一緒に絵本の世界に入って下さいね。

動物とのふれあいも子どもの心を育む(2020年10月1日)

 我が家で犬との同居(我が家では動物を飼う事を表現します)が始まったのは、長女が中学に入学した頃。

子どもたちが乳幼児期は、熱帯魚・ハムスター・フェレット等の小動物と同居でした。動物といえども愛おしい同居人。我が子たちは、小動物や犬とふれあう事で自然といろいろな事に対して思いやる心が育った様に思います。

 引っ込み思案な長女は、犬に自分の気持ちを語り続けているうちに、いつの間にか自分の意見を人前で言えるようになりました。また、学校で落ち込んだ次女が一晩中、犬を抱きしめて静かに泣いていましたが、翌朝、穏やかな表情で登校して行った記憶もあります。小学校に入学して学童保育を利用せず帰宅後、一人で留守番をしていた三女にとっては、犬が母親代わり。毎日、一緒におやつを食べながら学校での出来事を話していた様です。

私は、自分自身の子育ての愚痴を犬に呟き、ストレス発散。こんな感じで子育てを手伝ってもらいました。

14年間、同居した犬とのお別れは家族にとって辛い出来事でしたが、命の大切さを教えてくれました。

 さて、同居犬が亡くなり暫く経った後、縁があって生後50日の子犬との同居が再び始まりました。我が子たちはそれぞれに自立し、主人と2人暮らしの我が家にやって来た子犬。今度は孫たちとのふれあいが始まりました。乳児と犬の絆…犬は小さいながらも一生懸命に乳児を守ろうとしている健気な姿を見せてくれました。あれから3年が経ち、孫たちは少しずつですが、犬の気持ちを察することが出来る様になりました。この気持ちが、人の心を推し量る優しさに繋がり、心の優しい子どもに成長してほしいと思います。

 小さい動物(大型犬も有りです)でも、とっても大きな心で子どもたちを包み込み、子どもたちの心を育んでいるように思いますが、各ご家庭で感じる思いは、それぞれにあるかも知れませんね。

子どもは遊びの天才(2020年9月1日)

 皆様は、ドングリの帽子と小石でどの様に遊びますか?2歳半の男の子は、目をキラキラさせて地面にドングリの帽子を並べ、帽子の中に小石をはめています。サイズの合わない小石は別の場所に集めていきます。なかなか面白い!こんな作業を飽きることなく30分以上継続。私には想像も出来ない遊び方。
 子どもは遊びの天才!子どもの遊びは発達の段階に伴って変化しますが、どの時期の子どもたちも独自の素晴らしい遊びを展開しています。子どもの遊びは、テレビやゲームなど電気仕掛けの遊具のようにスイッチを入れれば物事が進んでいくわけでは無く、子どもが自ら「やってみたい」という気持ちでスタート。そして、まだ自分の身体を上手に使いこなせない子どもが、運動遊びに夢中になり怪我するときもありますが、失敗を繰り返して、自身の身体を上手にコントロール出来る様になります。つまり、子どもの個々の発想遊びは、自らが悩み、つまずき、やがて解決策を見出しています。
 子どもは運動を含めた遊びを乳児期から幼児期、学童期へと遊びの段階を上りながら、自ら試練を乗り越え、再度新しい遊びを開拓。この過程で個々の意志・思考で工夫を凝らし、試行錯誤しながら生きていくのに必要な事を学び成長していきます。子どもは大人が思っている以上に、人生にとって大切な事を遊びを通して獲得しているのです。 
 子どもにとっての遊びは生きる事そのものではないでしょうか。子どもは遊びながら沢山の事を学び、成長し豊かな心を育みます。
 私たちもかっては遊びの天才だっだのです。子どもの遊びを見て、何がそんなに集中出来る程面白いのか、今となっては理解できなくても、子どもの遊びの大切さを改めて考え、子どもが自ら遊ぶ機会を大人の皆様で大切にしていきたいと思うのですがいががでしょうか…。

なんちゃってお箸(2020年8月1日)

 先日、長女から「見て~すごいでしょ!」とお箸を使って夕食を食べている孫の動画が送られてきました。最近、集中して食事をしないので興味のあるお箸を使ったら、少し教えただけで上手に使い集中して食べ続けて見事に完食したとの事。う~ん…これってお箸を使っているというより、“なんちゃってお箸”(躾箸・トレーニング箸)の努力?ではないかしら。
 子育て中の養育者の方々のほうが良く知っていると思いますが、今、躾箸・トレーニング箸と言われている商品が多数のメーカーから出ています。確かに、上手にお箸を使えない大人がいる現状ですから、幼少期に利用する事で素晴らしい結果が待っているかもしれませんね。
 お箸に興味を持つことも大切ですが、例えば、日々の生活の中で、大人が使う洗濯ばさみや少し固めの竿ばさみをしっかりと開閉したり、挟んだり外したりできるようにお手伝いに誘ったり、じゃんけん遊びでチョキがしっかりできたら、グーとチョキを交互にだしたりなど、手遊び感覚で楽しく親指・人差し指・中指の3本が上手に動くような練習が出来ます。3本指がしっかりしてきてお箸に興味が出てきたら、お箸の練習開始は可能ですが、決して焦らないで下さいね。2歳半から出来る子もいれば4歳でも難しいという子もいますので年齢はあまり目安にしなくて大丈夫です。
 小学校入学までにはお箸が上手に使えるようにとゆったり構え、日々の生活や遊びの中で指を鍛え、お箸に興味をもたせてみてはいかがでしょうか。何よりもお子さん自身がお箸を嫌がらず、正しい使い方を身に着けられる様に、子どもと養育者がストレスを溜める事無くお箸の練習を進めて行けたら良いですね。

親子で手をつないでいますか?(2020年7月1日)

 親子で手をつないでいる場面を、買い物・散歩時、公共施設・乗り物の中等で見かけます。その度に、子どもと自然に手をつなげた子育ての頃に戻りたいな~という思いが白熱します。今、私が自分の子育て全盛期にタイムスリップしたら、我が子に拒否されてもずっと手をつないでいたいかも。            
 さて、手をつなぐだけで、子どもも親もお互いに安心出来るのは何故?お母さんのお腹の中で繋がっていた、へその緒の代わりに手を繋ぐ行動があるらしい…成程!
 育児が始まると、授乳や、抱っこといったスキンシップが多発。子どもはそれを受け止めて親への愛情を大きくしていきます。卒乳したり、オムツが外れたりすると、スキンシップは少し減りますが、その代わりに手をつないでお出かけが出来る様になります。親子で横並び状態で前を向いて歩きますが、不思議なもので手をつないで歩くと顔を見なくても相手の表情が分かり、会話も進みます。そんな親子の姿を見ていると、つないだ手から子どもは、親からの愛情を受けとっているように思います。
 また、誰かと手をつないで歩く時、相手の事を考えて動く事が大事。親子で手をつないで歩く事は相手の事を思いやる行動に繋がっていきます。これは子どもの社会性や協調性を育てる始めの一歩です。将来、子どもが集団生活に馴染む為にも大事です。 
 子どもがイヤイヤ期に入った頃から、手をつなぐ事を嫌がるようになると対応に悩みませんか。しかし、危険な場合はしっかり手をつなぎ、大丈夫な時に言葉かけなどを工夫して日頃から好んで手をつなぐ事が出来るようにしていきたですね。
 何歳まで手をつなげるかは、子どもによって違います。子どもと手をつなぐ事にタイムリミットはありませんから、子どもが望む限り何歳まででも手をつないで良いのではないでしょうか。
 

介護と育児(2020年6月1日)

 三人の子どもたちが、それぞれに自立し、これからは自分の為に時間を使つていこう!
と、新たな人生設計を楽しみ始めたタイミングで、実家の父が関節リウマチを発症。間質性肺炎等の持病がある父にとっては投薬もままならず、痛みとの共存の日々。母は既に他界している為、他県で一人暮らしの父の介護は私の役目。毎週末、実家通いで少々疲れ気味の私…痛みのイライラで仕方ないにしても、娘の私に対しての我儘がヒートアップしてくると、私も我慢の限界で親子喧嘩が継続中。そんな時期に、孫娘と父親であるお婿さんとのちょっとしたワンシーンを見たのです。歩き疲れた孫娘が、拙い言葉で『おとうしゃん、あっこ(抱っこ)して』と言うとお婿さんはにっこりと微笑み、孫娘をぎゅつと抱きしめました。二人にそれ以上の会話はありませんでしたが、抱っこされた孫娘はお婿さんの首元に両手を巻き付け、顔をお婿さんの胸元にぴったりくっけて、それはそれは、安心感と満足感に満たされた表情でした。   あっ!
 このシーンどこかで見たような…50数年前(半世紀以上前ですね~)の私と父かも。幼少期お父さん子だった私は、いつも父に抱っこしてもらいたくて父の姿を追っていました。そのワンシーンを見た瞬間、父が大好きだった事が蘇ってきたのです。そして、単純に…父に対してもっと優しくなろうと思いました。
 この思いは日々の介護で常に実行される事ではないのですが、(やはり介護は大変ですよね)育児中のお父さんやお母さん方と、子どもたちとの関わりを見てて、ふっと父に優しくなれる私が居る事は確かです。

お子さんの『解放泣き』は成長促進剤(2020年5月1日)

 お子さんのぎゃ~ん!という大泣きに悩まされることはありませんか。
 さて、子どもの泣きには大きく分けると2つあります。
 1つは言葉で上手に伝えられないため、泣く事で欲求を伝える『お願い泣き』。もう1つは、嫌な感情や我慢していた感情を泣くことで解き放し、思いっきり涙を流し、さらに養育者に見守られる(慰められる)という過程の中で、自らの悲しい気持ちを癒し、徐々に普段の自分を取り戻していく『解放泣き』。
 『お願い泣き』は欲求を受け入れてもらったり、共感してもらうことでおさまりますが、何だか気持ちがスッキリせず、いつまでもぐずぐず後を引いて『解放泣き』に移行し、養育者を困らせる事態発生…なんて経験はどの方にもあるのでは?私もその経験者です。 養育者としては、早く泣き止ませたくて、言葉や態度で説得し、  泣かずに我慢させるような最短手段を目指しがちになりませんか。
 そんな時は、まず泣いているお子さんの気持ちに共感し、お子さんをしっかり包み込むように抱っこすることでお子さんの心身を受け止めて、お子さんを十分に泣かせてあげてください。大好きな人に抱っこされ、あるいは見守られて泣くことで、お子さんの心身は癒されます。
 つまり、抱っこや見守り行為(背中をさする等)の中で、お子さんがとことん泣けるように手助けをしてあげることが大切なのです。特に理由はないけれどなんとなく泣きたい時もぜひ、養育者の抱っこや見守りの中でしっかりと泣かせてあげて下さい。
 乳幼児期に養育者の見守りの中で泣いたり、喚いたりとしっかりと感情を吐き出してスッキリした経験のある子どもは、「感情は出してしまえばそのモヤモヤした心の状態を乗り越える事ができる!」と、本能的に理解すると言われています。また、嫌なことを嫌と言えずに感情を我慢してきた子どもは、思春期になってから 寂しさや不安、怒りとなって表に出てくると言われています。私も、お子さんの『解放泣き』の大切さを改めて感じています。

『ちょい抱き』のすすめ(2020年4月1日)

 最近の抱っこ・おんぶ紐は、使用する方の身体を労わった工夫がたくさんある優れものばかり。そんな抱っこ紐の普及で、昔ながらの、へこ帯タイプのおんぶ紐になかなかお目にかかりません。でも、スキンシップという面から見ると、ぴた~!っとしたあの密着からして、昔ながらのおんぶ紐に勝るものはないように感じるのは、私だけかしら…。

 スキンシップは、養育者がお子さんと生身でしっかりと関わる事がとても大切。「大好き」と100回言うよりも、ぎゅ~っと1回抱きしめてあげる方が何倍も効果的です。乳幼児は言葉がよく理解できなくても、抱きしめられた時の温かい(あたたかい)温もり(ぬくもり)は身体の感覚として理解できるので、心が和み、安らぎます。

 たっぷり、まったり、抱っこやおんぶ等のスキンシップが大切とわかってはいても、働く養育者も多いので、難しいと思うかもしれませんよね。

 でも大丈夫!実は『ちょい抱き』でも十分にお子さんへのスキンシップ効果があります。

 1時間に1回程度、お子さんの目をみながら優しく抱っこしてあげると、1015分程でお子さんのオキシトシン(愛情ホルモン)分泌量がピークになり、その後しばらくは触れなくても、オキシトシンが減ってくる1時間後くらいに再度『ちょい抱き』をしてあげれば、オキシトシンが高い状態で維持され、お子さんの心は愛情に満たされます。また、スキンシップ効果が高いのは朝よりも副交感神経が優位になる夕方以降です。仕事や用事からの帰宅後に『ちょい抱き』を試してみてはいかがでしょうか。短時間でも心をこめた密度の濃い触れ合いは 、必ずお子さんに伝わると思います。

まったく!もう大変!イヤイヤ期!(2020年3月1日)

 1歳の頃から始まるイヤイヤ期。何をしても、何を言っても「イヤ!」という子どもの対応に悩んでいる方が多いのでは。今回は、イヤイヤ期の上手な乗り切り方のポイントを一緒に考えてみましょう。

 (1)誰もが必ず通る大切な過程であると認識する

 イヤイヤ期は「あれが欲しい」「これをやってみたい」等、自分の意見をはっきりと持つようになった証拠。ネガティブに捉えず、大人の方が余裕を持ちおおらかに受け止めてみてはいかがでしょう。

 (2)自分も一緒に怒らない

 大人の方が余裕を持って…とは言え、それが難しい時もあるはず。そんな時は、子どもに対応する前に少し間を置いて、自分の気持ちを落ち着かせてみませんか。

 (3)大人の都合で怒らない

 一生懸命自分で着替えようとしている子どもに対し「早く行かないと間に合わないから急いで」等、大人の都合で言うことを聞かせるのは避けたいものですね。「自分で着替えたいのに、自分のことをわかってくれない」と、子どもが感じ、大人に対して信頼を失ってしまう事もあります。

 (4)選択肢を2つ用意する

 自我が芽生えてきたイヤイヤ期の子どもには、どちらか選べるように選択肢を2つ用意すると効果的です。「自分で選んだ!」という達成感を得る事ができ、イヤイヤ言っていた気持ちが落ち着きやすいです。

 さて、いかがでしょうか…。

 対応が難しいイヤイヤ期も、生涯続くわけではありません。この時期が勝負!と思い、楽しく、逞しく、穏やかに、イヤイヤ期を、お子さんと一緒に乗り越えて行けたら良いですね。

子育ての背景の違い(2020年2月1日)

 私の母は昭和の子育て。

 私は平成の子育て。

 私の娘は令和の子育て。

 三世代でそれぞれ異なった時代での子育てになりました。

 各世代、子育ての基本は共通。我が子を愛おしい!と思うこと。(自分の気持ちに余裕がないと湧いてこない感情かも。子育ての日々を重ねて実感していくものかな。)自分や子どもを取り巻く環境が異なると、やはり生活そのものが異なってきます。  

 たとえば、育児グッズ。

 昭和の子育ての母は私を手縫いの布おむつで育て、平成の子育ての私のときは、紙おむつが導入されたばかりで、まだおむつカバーのいる紙おむつを使用。第二子、第三子の頃には、様々なメーカーからパンツ型の紙おむつができ、おむつカバー?何に使うの?って感じ。そして、娘の子ども(私の孫)は、紙おむつは常識。おむつだけではなく離乳食グッズや日常生活にかかわる全ての所に優れものの品物があふれています。

 私の子育て時代に、私の母が『今の子育ては、便利な物に恵まれていて、お金さえあればなんでも手に入る素晴らしい時代。だけど人の心が少し寂しくなっているようにも感じる。』と呟いた言葉が今でも忘れられないでいます。『人の心の寂しさ』が何を意味するのか…。育児グッズが増え、インターネットをはじめ多彩な情報を個人で簡単に収集できる反面、人との関わりが少なくなってきているのは確かかもしれません。

 私の母は、そのあたりを寂しいと感じたようですが、私の娘は寂しいと思うことなく、やはり、当たり前のようです。

 上手に周りの人たちに頼り、楽しく子育てをしていく。子育ての楽しさ、大変さを幅広い世代で共有していく。そんな令和の子育てになると良いですね。

いただきます!ごちそうさま!(2020年1月1日)

 「いただきます」「ごちそうさま」普段何気なく言っている言葉。言葉の出る前の乳児でも、周りが言うと頭をぺこりと下げたり、小さな手を合わせる等のしぐさが見られませんか。

 実は!この2つの言葉には『人』として大切な意味があります。

 私たちが生きて行くためには、肉・魚・野菜・果物などバランス良く食べて栄養をつけなければいけません。ですが、そのために何らかの動物・植物の尊い命が犠牲になっています。食事前の「いただきます」には「あなた方の命をいただき、私の命にさせていただきます。」という意味が込められています。また、私たちの前にお料理が配膳されるまでの過程には、たくさんの方々が関わりあって出来上がってきます。そんな私たちの食事に関わってくれた全ての方々に感謝をする意味でもあります。 

 「ごちそうさま」の馳走(ちそう)とは〈走り回る〉という意味があります。日々の献立を考え、買い物をし、調理して食卓を整える事は大変な労力です。食事をいただく時は、その一皿にかけられた手間を思って「ごちそうさま」と食後の挨拶をします。

 この2つの言葉の意味を再確認して使うことで、自分自身や子どもたちの心の栄養にしてみてはいかがでしょうか。