インフルエンザの流行警報が発令されました (令和6年12月25日現在)
県内における12月16日から12月22日までの1医療機関(定点)当たりのインフルエンザの感染者数は51.06人となり、国の定める警報の基準値である30人を超えました。
インフルエンザを予防するためには、「咳エチケット」「手洗いの励行」「適度な湿度の保持」「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」がポイントです。特に、年末年始は、帰省や初詣などの多くの人と接する機会が増えますので、自身の体調管理とともに、身近な方に感染させないよう、基本的な感染防止対策の継続をお願いします。
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
主な症状
ウイルスに感染して1日~3日後に38度以上の発熱、頭痛、筋肉痛等、全身症状が当然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では、肺炎を伴う等、重症になることがあります。
予防・治療について
【インフルエンザを広げないために、基本的な感染防止対策の継続を】
・マスクの着用等、普段からの咳エチケットの励行
・ワクチン接種
・外出後の手洗い等
・適度な湿度の保持
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・人込みや繁華街への外出を控える
【インフルエンザへの感染が疑われる場合】
・早めに医療機関を受診しましょう。
・安静にし休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を十分に補給しましょう。
・同居人がいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。
小児、未成年の患者では、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと徘徊するなどの異常行動を起こす可能性があります。自宅で療養する場合は、少なくとも2日間、小児、未成年者が1人にならないように配慮しましょう。
関連情報
厚生労働省 インフルエンザ(総合ページ)
埼玉県 インフルエンザ流行情報