上里町公共施設再配置・維持保全計画(令和2年3月策定)
国の「日本再興戦略」(平成25年6月14日閣議決定)に基づき、平成25年11月「インフラ長寿命化基本計画」が策定され、地方公共団体においてもインフラ長寿命化計画(行動計画)と個別施設ごとの長寿命化計画(個別施設計画)を策定することが求められています。
上里町の公共施設においても、その多くが建築から30年以上経過し、深刻な老朽化が進んでおり、今後は多くの施設で改修や建替えなどの対応が必要になってきます。一方で少子高齢化や人口減少の加速により、今後の町の財政状況は一層厳しくなると予測されます。
町では、これらの課題に対応するため、平成28年度に公共施設の管理に関する基本的な考え方と施設総量の削減目標などを示した「上里町公共施設等総合管理計画」を策定、平成29年度には全ての公共施設の劣化状況調査と施設カルテ作成を実施し、公共施設の再配置とそれに併せた行政サービスの維持・向上について、住民アンケートやワークショップなどを行いながら検討を行ってまいりました。
これらを踏まえ、限られた財源の中で、老朽化が進む公共施設の改修や建替えなどを計画的に実施するための対策内容、対策時期、対策費用等を明らかにした「上里町公共施設再配置・維持保全計画」を策定しました。
健全な行財政運営の推進を図るとともに、「町民が利用しやすく、利用したくなる新たな交流空間」を創出することで、世代間・利用者間交流の増進による地域コミュニティの活性化や行政サービス機能の向上に努めていきます。
上里町公共施設再配置・維持保全計画【PDF:6.42MB】
上里町公共施設再配置・維持保全計画《概要版》【PDF:2023KB】
※上里町の公共施設マネジメントの取組の詳細については、「公共施設マネジメントについて」もご覧ください。
保育施設の個別施設計画(平成30年11月策定)
町では、老朽化と耐震性などの問題を抱える町立保育施設について、早急な施設対策が必要であると判断し、「上里町公共施設再配置・維持保全計画」の策定に先駆けて、平成30年11月に「保育施設の個別施設計画」を策定しました。
本計画は、総合管理計画と劣化状況調査の結果を踏まえた上で策定される、町立保育施設の長寿命化計画(個別施設計画)に位置付けられるものです。公立保育施設2施設(長幡保育園、中央保育園)を対象とし、子ども・子育て支援事業計画の児童数の推移(町内保育サービスの現状と課題)と劣化状況調査結果(公立保育施設の現状と課題)を整理しています。
保育施設の個別施設計画【PDF:844KB】