意見・提言

 先般、シルバー人材センターの腕章をした係員が、あれこれと駐輪車両についていじくっていた。台数カウントして何かに記録、さらには移動なども。その人物をみると、有料化の前から駐輪場管理をされていた人物と同じ方に見受けられたので「ここは民間に委託になったはずですが・・・」と尋ねた上、個人の所属を聞いたところ、シルバー人材センターの所属を名乗ってきた。
 駐輪場会社から再委託しているのであれば契約上は問題ないと思われるが、まずは駐輪場会社の所属を示すべきでは。識別票なり、社員証なりがないと、おかしいような気がします。

 駐輪場の一番奥(ゴミ集積場のわき)に、放置車両が10台以上置いてありますが、いつ撤去なり移動なりするのでしょうか?警察を通じての捜索は本当に行っていますか?実際には警察での遺失物確認も、防犯登録からの捜索も行っていないのではないか?
 条例では、放置区間への駐輪は町で撤去し過料を徴収する旨明記されているはずですが、責任を履行していないのでは?

返事

 神保原駅南側の駐輪場は、平成25年2月に町と民間事業者で「神保原駅南自転車等駐車場の整備及び管理運営に関する基本協定」を締結し、平成25年4月1日から民営駐輪場としての運営が始まりました。この運営に先立ち、町では駅周辺の公共の場所を自転車等放置禁止区域に指定しました。4月以降、駅ロータリーや道路上の駐輪がほとんど見られなくなり、駅周辺の環境美化の向上を図ることができました。

 駐輪整理をしている人が、公益法人上里町シルバー人材センター(以下「センター」といいます。)の腕章をしていることですが、運営業者から駐輪場管理の業務をセンターが請負い、センターでは会員に仕事を紹介しているとのことです。センター会員は運営業者に所属していないため、センターの腕章をしているとのことです。

 撤去した自転車の処分ですが、運営業者に確認したところ、一時保管してある自転車は、所有者がわかるものは事業者が連絡し、警察に盗難届が出ているものは警察が連絡して引き取りをお願いしているとのことです。所有者がわからない自転車につきましては、一定期間保管後、処分をするとのことです。町から運営業者に対して盗難届の確認を必ず行っていただくことと、できる限り早く処分をしていただけるようお願いいたしました。

 なお、駅南の有料駐輪場内は、町が定める自転車等放置禁止区域ではございません。道路やロータリーなどの自転車等放置禁止区域に放置されている自転車は、条例に基づき町が保管場所に運搬するなどしております。