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 埼玉県有数の梨産地「上里」

 埼玉県の北端にある上里町は、首都圏から85km圏に位置し、神流川の清流に育まれ、肥沃な土地に多くの農産物が生産されています。

 上里梨が栽培される場所は、清流・神流川から運ばれた砂利の層で水はけがよく、土地が肥えているため梨栽培に適しています。

この他に、夏の暑さと冬の寒さの寒暖差、生産者からたっぷり注がれた愛情により、甘くてみずみずしい上里梨が生まれています。

上里梨は100年以上の歴史! ~上里梨の起源~

 江戸時代、七本木村(現:上里町大字七本木)の戸矢三郎左衛門が栽培したのが始まりとされています。孫の戸矢三郎が梨園を継ぎ、この地域に技術・栽培方法を広めました。

各直売所への問い合わせ

 各直売所へのお問い合わせは、こちらのガイドマップをご覧ください。

  【上里梨マップ】

 上里梨マップ 上里梨マップ

 

 ※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

上里梨の収穫・販売の目安

上里梨スケジュール2上里梨スケジュール2

※直売所によって販売している品種は異なります。

※天候により、販売時期は前後することがあります。

あなたの推し梨は? 十梨十色の上里梨♪

 季節ごとに数多くの個性豊かな品種が収穫され、どれも心地の良い歯触りと、口いっぱいに広がる果汁、鼻へ抜ける豊かな香りが特徴です。

 是非、あなたの推し梨を見つけてください!

幸水(こうすい)

幸水イメージ

 和梨を代表する早生品種。甘味が強くジューシーでシャキシャキした食感が特徴。

豊水(ほうすい)

豊水イメージ

 甘味と酸味が強く、濃厚な味わいが特徴。果汁が多い。

 

新高(にいたか)

新高イメージ

 香りの良さとさっぱりとした甘みが特徴。ジューシーでサクサクした果肉。

あきづき

秋月イメージ

 さわやなかな甘みで、歯切れの良い柔らい果肉が特徴。

彩玉(さいぎょく)

彩玉イメージ

 埼玉県オリジナル品種!どっしりジャンボなサイズで、果汁がたっぷりの濃厚な甘みが特徴。

愛宕(あたご)

愛宕イメージ

 1kg以上にもなる大玉品種。果汁が多く、ほどよい甘みとすっきりとした酸味が特徴。

南水(なんすい)

南水イメージ

 サクッとした果肉で、酸味が少なく甘みが強い。果汁が多くジューシー。

にっこり

にっこりイメージ

 緻密な果肉で酸味が少なく甘い。果汁が多くみずみずしい。

王秋(おうしゅう)

秋州イメージ

 果実は少し縦長で、やさしい甘みと酸味で上品な味わい。果肉は柔らかい。

新興(しんこう)

新興イメージ

 ほどよい甘さとほのかな酸味。シャキシャキした食感で果汁が多い。

なつしずく

夏滴イメージ

 東日本では珍しい青ナシの新品種で、収穫量はごくわずか。

甘太(かんた)

 

 kanta

  みずみずしく柔らかい果肉と甘みが特徴。やや酸味があり果汁が多い。

はつまる

はつまるイメージ

 やや柔らかい果肉で、幸水と同程度の甘みと酸味。

上里梨リキュール「Kamisato 月にあこがれた梨 -日本酒仕立て-」

 

※詳細はこちらをご覧ください(https://www.town.kamisato.saitama.jp/item/13541.htm#ContentPane)。

「上里梨」ロゴマーク

  

※「上里梨」ロゴマークの使用については、こちらのページをご覧ください。

 

梨の栽培について

 梨は、病害虫の影響を受けやすい果樹(果物)です。病害虫から樹木を守り、良質でおいしい梨を生産するため、農薬の散布を行う場合があります。近隣にお住まいの皆様には、においや作業音等が気になることがあるかもしれません。可能な限り周辺環境へ配慮して行いますが、農薬散布の目的や地域農業等への取り組みにご理解、ご協力をお願いします。

 

梨ができるまで

【季節ごとの作業カレンダー】

   作業はあくまで目安となります。

 栽培する品種により、時期が異なる場合があります。

時期 主な作業  作業の目的 
 12月〜2月  剪定・整枝  樹形を整え、日当たりや風通しをよくする
   2月〜3月  施肥(元肥)  春の芽吹きに向けて栄養を補給する
   3月〜4月  病害虫防除(農薬散布開始)  発芽・開花期の病気・害虫を予防する
   4月  人工授粉  確実に実をつけるため、花粉を手作業で付ける
   4月〜5月  摘果(てきか)  実の数を調整し、大きくおいしい梨に育てる
   5月〜8月  袋かけ・農薬散布  病害虫・傷から実を守り、品質を高める
   8月〜10月  収穫  品種ごとに適した時期に丁寧に収穫する
 10月〜11月  収穫後の管理・施肥(お礼肥)  樹木の疲れを回復させ、翌年に備える
 11月〜12月  落葉処理・土づくり  病害虫の越冬を防ぎ、土壌を整える

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🌱 各作業の詳しい解説
❄️ 冬(12月〜2月) ― 翌年への準備 ―
【剪定・整枝】
葉が落ちた冬の時期に、不要な枝を切り落とす「剪定」を行います。
樹形を整えることで日光が均等に当たるようになり、風通しもよくなります。
病害虫の発生を抑えるとともに、翌年の実つきをよくするための、梨栽培でもっとも重要な作業のひとつです。
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🌸 春(3月〜4月) ― 芽吹きと開花の季節 ―
【施肥(元肥)】
春の芽吹きに備え、樹木に必要な栄養を土に与えます。
この時期の肥料が、その年の生育全体の基盤となります。
【人工授粉】
梨は自分の花粉では実がつきにくい性質があるため、農家の方が一本一本、手作業で花粉を付ける「人工授粉」 を行います。
開花期間はわずか1〜2週間ほどと短く、天候にも左右されるため、多くの手間と高い技術が求められる作業です。
【農薬散布の開始】
発芽・開花の時期から、病気や害虫が発生しやすくなります。
梨の木と実を守るため、この時期から農薬散布を開始します。
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☀️ 初夏(4月〜6月) ― 実を育てる ―
【摘果(てきか)】
たくさんついた実の中から、形のよいものを選んで残し、余分な実を取り除く作業です。
実の数を減らすことで、栄養が集中し、大きくて甘い梨に育てることができます。
【袋かけ】
実が一定の大きさになったら、一つひとつに紙袋をかぶせます。
病害虫や傷から実を守るとともに、見た目の美しさにもつながる大切な作業です。
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🌞 夏〜秋(7月〜10月) ― 収穫へ ―
【管理・農薬散布の継続】
収穫直前まで、病害虫の発生状況を見ながら適切な管理を続けます。
夏場はカメムシやハダニなどの害虫が増えやすい時期でもあり、細やかな観察と対応が必要です。
【収穫】
品種によって収穫時期は異なります。

※詳細は、上里梨マップをご覧ください。
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🍂 秋〜冬(10月〜12月) ― 翌年への備え ―
【収穫後の管理・施肥(お礼肥)】
1年間実をつけた樹木は、大きなエネルギーを消耗しています。
収穫後に「お礼肥」と呼ばれる肥料を与え、樹木の体力を回復させます。
【落葉・土づくり】
落ちた葉には病原菌や害虫の卵が潜んでいることがあるため、丁寧に取り除きます。
また、土を耕し、翌年の栽培に向けた土壌づくりを行います。
そして再び冬の剪定へ——梨農家の1年は、こうして繰り返されていきます。

病害虫

 主な病害虫とその影響は、以下のとおりです。

 主な病気・害虫 発生した場合の影響 
 黒星(くろほし)病・赤星(あかほし)病等の病気 果実が変色・腐敗し、収穫できなくなる 
 アブラムシ・ハダニ等の害虫 樹木が弱り、果実の生育が妨げられる
 カメムシ等による食害  果実に傷がつき、商品として出荷できなくなる

 

農薬の安全な使用への取り組み

 農薬の使用にあたっては、以下の点に十分配慮しながら作業を行っています。


  〇法令・基準の遵守

   農薬取締法に基づき、使用が認められた農薬のみを適正な量・方法で使用しています。


  〇散布時期・時間帯への配慮

   風の強い日や雨天時、人通りの少ない早朝等の散布を避け、近隣への影響を最小限に抑えるよう努めています。


  〇周辺環境への配慮

   散布方向や使用機器に気を配り、農薬が不必要に飛散しないよう注意しています。

 

散布時の注意

 各農家では、上記の点に注意して農薬散布を行っておりますが、当日の天候や風向き等の気象条件を考慮する必要があるため、事前の周知は困難です。散布中や散布直後に近くを通る場合には、ご注意ください。

 

 参考:住宅地等における農薬使用について(埼玉県農林部農産物安全課)

近隣住民の皆様へのお願い

 農業は、地域の食を支える大切な営みです。

 農薬散布により、においや作業音等で不快に感じられることもあるかもしれませんが、地域農業を守り、おいしい農産物を食卓に届けるため、皆様のご理解とご協力をお願います。