意見・提言

 近年、蝮の被害や、神流川・利根川沿いに猪や鹿がいますが、被害が出ないうちに対応できませんか。
 鹿の声は毎日聞こえますし、猪も何人もの人が見かけています。

 

返事

 まず、蝮についてでございますが、町内で目撃情報が寄せられていることは認識しております。しかし、爬虫類は鳥獣保護法の対象から外れており、蝮にいたっては、日本の在来種であるため、特定外来種の駆除対象にも指定されておりません。行政での捕獲や追い払いが実施できない対象であるため、目撃情報をいただいた公園などの公共施設においては、「マムシ注意」などの看板を設置することにより、利用者への注意喚起を促し、安全確保に努めているところでございます。
 次に、河川域で目撃されている猪や鹿につきましては、自然環境への侵入であることから、防ぐことは困難な状況でございます。しかしながら、河川域で目撃されている猪や鹿が居住区域内へ侵入し、町民の皆さまへの被害が発生することは回避しなければなりません。
 町といたしましては、町民の皆さまが安心・安全に生活できるよう、引き続き関係機関と連携し、人里に住み着かせないための対策を検討してまいります。
 なお、猪や鹿が居住区域で目撃された際には、速やかに現地に赴き、追い払いを実施するとともに、地域の皆さまへ注意喚起を速やかに行ってまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。