意見・提言

 子どもがお世話になっている児童館(学童保育)3年生までの受入ですが、違う児童館では4年生までの受入となっているようです。受入可能な年数を過ぎると、民間の学童保育にお願いするしかありません。そこで、児童館について以下の3点についてお聞きします。

(1)同じ町内でも地域によって受けられる支援に差があることの理由

(2)町の予算でバスを運行して、別の児童館を有効活用することは可能か

(3)町が提供する支援は3年生までで充分と思っているのか

 子育て支援日本一を目指し、働くパパママサポートをぜひ、実現していただきたいものです。

 

返事

 現在、公立の児童クラブの申し込みについては、小学校に就学しているすべての児童が対象となり、学年の制限は設けておりません。提出していただいた書類をもとに学年や家庭状況を踏まえ、優先度を考慮した入所基準にそって、定員数までを上限に入所決定を行っております。

 ご質問のありました3点については、下記のとおり回答させていただきます。

(1)公立の児童クラブの入所審査に関しましては、全て同基準で行っておりますが、各小学校の児童数や学年ごとに入所希望される方の人数により、公立の児童クラブごとに在籍している学年や人数に差が生じてしまいます。地域により、その年度ごとの申請人数、学年および家庭状況により、入所できる学年の幅が変わりますことをご理解いただければと存じます。

(2)施設の面積上、定員を超えての受け入れは、児童の安全面からもできず、学年によっても下校時間が異なるため、バスの運行は現段階では難しいものと考えております。しかしながら、他市町村における公立の児童クラブのバス運行の現状等を参考にしながら、今後町としてどのような運営方法が可能か、町民の皆さまのご意見等も参考にしながら研究してまいります。

(3)1人での留守番が難しい低学年の入所希望が多く、公立の児童クラブでは、低学年を中心に定員に到達しております。そのため4年生以上の入所は厳しい現状となっておりますが、入所ができる年度や児童クラブもございます。学年が上がると同学年児童の利用も少なくなり、下校時間も遅くなることから、既に利用している4年生以上の児童も年度の途中で退所されたり、申請されないご家庭も多くいらっしゃいます。

 児童クラブでの支援の必要性は、お子さん一人ひとりの状況や家庭の状況で判断していただくものと考えておりますが、各児童クラブの定員等の条件もあることから、選考をさせていただいております。

 保護者の皆様には、安心して仕事等に従事していただけるよう、公立の児童クラブだけでなく民間学童クラブと共に子育て支援を提供してまいります。