「郷土訪問の歌」


八重の汐路を越えんより 
まずふるさとのを訪れん 
秋玲瓏の空の下
あの山恋し 川恋し
乙女心のやさしさよ


平和は仮の姿なり
起きて皇国の全女性
国の護りは空なりと
銀翼高く翔り行く
乙女心の雄々しさよ


今年二十二世の常の
脂粉も知らず顔も手も
斜陽に灼けて鉄に似る
松本キク子、君が名は
郷土の誇り国の栄


(古荘国雄 作詞)