意見・提言

 神流川橋は、朝夕の通勤時間帯での交通渋滞が以前から問題になっていましたが、令和4年12月に開通した新たな神流川橋になってからは、以前に増して渋滞がひどくなっています。
 以前でしたら、新町側まで30分程度だったものが、現在では小1時間要するようになってしまいました。

 国交省大宮国道事務所計画課へこのことについて問い合わせましたが、渋滞悪化の認識はありませんでした。
 神流川橋の渋滞は、昔から新町側の交差点での踏切問題があり、現在でも解決されておりません。本庄道路(国道17号バイパス)は壮大な計画のため、短期間での対応は難しいかもしれませんが、信号機の間隔等で改善するのではないでしょうか?
 特に、高崎河川国道事務所、大宮国道事務所、信号機の間隔(群馬県警、埼玉県警)といったエリアの垣根を超えた対応が必要とされると考えます。窓口が上里町かは分かりませんが、小学校の通学路にも接しており、渋滞が原因となり思わぬ交通事故を誘発するとも限りません。

 繰り返しとなりますが、垣根を超えた対応が必要です、群馬県側、埼玉県側双方の認識が必要です。
 どうか、前向きにご検討くださいますようお願いします。

返事

 群馬県側への下り方面の交通渋滞についてご不便をおかけしております。
 抜本的な解決に至るには、現在、国土交通省が進めている本庄道路の開通が必須となりますが、完成にはまだ数年かかると想定されております。

 現在の整備状況ですが、延長13.1kmの内、1期区間として群馬県高崎市自衛隊前交差点から本庄市若泉2丁目交差点を南北に通る国道462号までの延長7kmの整備を進めており、令和4年12月3日には新神流川橋と併せ国道17号への連絡線が開通したところでございます。

 新神流川橋の開通後、町民の皆さまから交通状況について多くのご意見をいただいており、私自身も何度も現場に足を運び、渋滞の状況について確認してまいりました。
 その様な状況を踏まえ、国道17号が以前にも増して交通渋滞が生じている状況について、国土交通省に対策の検討を依頼いたしました。その後、国土交通省と交通管理者(県警等)が調整を図り、昨年9月に神流川橋南交差点の信号の表示時間を変更する対策を行っていただいたところでございます。また、交通事故防止対策として、赤信号で止まっている自動車へ後続の自動車が追突しないよう「速度落とせ」などの注意喚起の看板も設置しております。

 国土交通省からは、「今後も交通状況の確認をしていく」との回答をいただいておりますが、未だ渋滞が解消されていないとのご指摘につきましては、引き続き関係機関と情報共有を図ってまいりたいと考えております。

 町といたしましても、本庄道路の早期開通を目指して国土交通省への要望活動を継続し、完成に向け全力で協力してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。