農場や用水路等の危険個所を事前に把握し、改善に努めるとともに、余裕を持った作業計画など事故を未然に防止する対策を徹底しましょう。

事故防止対策

 (1)コンバインやトラクターの転倒・転落を防ぐため、農場の危険個所や危険な作業を事前に把握し、改善に努める。

 (2)余裕を持った作業計画を立て、複数人での作業を心がける。

 (3)各作業に応じた服装・保護具を着用する。

 (4)機械等の使用前には、点検整備を徹底する。また、正しい使用方法を再確認し、作業者全員に周知する。

 

コンバイン使用時の注意事項

 (1)衣類が巻き込まれないよう、袖口や裾が締まった服を着用する。また、手袋は手に密着したものを着用する。

 (2)詰まったワラを取り除くときには、必ずエンジンを切る。

 (3)後進時には死角が多いので、補助者による誘導や確認を行う。

 (4)手こぎ作業時の緊急停止装置等が正しく動作するか確認する。

 

熱中症対策

 (1)こまめな休憩と水分・塩分補給を行い、絶対に無理しない。

 (2)熱中症対策アイテムを活用するほか、単独作業は避ける。単独で作業する場合は、必ず家族や近所の人に作業場所と帰宅予定時刻を伝える。

 

「シートベルト着用義務化」が始まります!

 農林水産省「農作業死亡事故調査」によりますと、要因別の死亡事故発生状況で、農業機械作業に係る事故が半分以上、その中でも乗用型トラクターの事故、特に転倒・転落が多く発生しています。

 2027年(令和9年)1月1日以降に製造された座席を有するトラクターにおいて、シートベルトの着用が義務化されます。

 詳しくは、令和8年秋農作業事故ゼロ運動チラシ.pdfをご覧ください。

 

労災保険について

 農業は、就業者10万人当たりの死亡事故者数が他産業に比べて高い状態が継続しており、農作業事故の発生が経営者及び従業員双方のリスクとなっていることから、農業現場における労災事故を起こさないための取組を進めるため、労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)が改正され、これまで加入が任意とされてきた小規模な個人経営体も、5年以内に加入が義務化されることとなりました。

 詳しくは、労災保険加入義務化チラシ.pdfをご覧ください。