「ヒアリ」にご注意ください
・ヒアリは、南米原産の体長2~6mm(大きさにバラつきがある)の赤茶色のアリです。
・本来、日本には生息しないアリですが、平成29年5月下旬以降、兵庫県、愛知県、大阪府、東京都の港湾施設で確認されています。
・海外からの輸送船を介してコンテナや貨物に付着して侵入してきたと考えられます。
・現在、国内での定着は確認されていません。
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土でドーム状の大きなアリ塚(直径25cm以上高さ15cm以上)を作ることがヒアリの特徴です。国内在来のアリは、土でアリ塚を作りません。
平成29年8月、県内で初確認
平成29年8月10日、狭山市内の物流倉庫内でアリ死骸1頭が発見され、県に通報がありました。
環境省がこのアリ死骸の同定を専門家に依頼したところ、8月16日にヒアリ(女王アリ)であることが確認されました。
このアリは、中国からコンテナで輸送された貨物の梱包内部で発見されたものです。
コンテナ流通等関係事業者の皆様へお願い
広域流通施設を介して、ヒアリを含めた特定外来生物が侵入する恐れがあります。
海外からのコンテナ等を取り扱う場合には、それら生物の付着や混入がないように対策をお願いいたします。
また、疑わしいアリを発見した場合には、早期通報に御協力ください。
疑わしいアリを発見したら
これまでの国内のヒアリ発見場所は、港湾関係施設、コンテナ等物流関係施設となっており、住宅街等人の生活圏では発見されていません。
・お尻の毒針で刺されると火傷のような激しい痛みと水ぶくれ(水疱)ができるので注意が必要です。
・極めて攻撃的なので、刺激したり素手でつかまえたりしようとせず、熱湯や市販のアリ用殺虫剤(成分:フィプロニル)をかけるといった方法で、殺虫してください。
・万が一、刺されてしまった場合には、速やかに医療機関を受診してください。
〇埼玉県の相談窓口
※「疑わしいアリ」を発見した場合
みどり自然課(電話:048-830-3143)
または環境管理事務所(電話:048-523-2800)で相談に応じています。
※アリに刺された場合(健康相談)
保健所(電話:0495-22-6481)で健康相談に応じています。
※「ヒアリ」ほか、特定外来生物に関する問合せ
環境省関東地方環境事務所(電話048-600-0516)
〇「ヒアリ」についての詳細な情報については環境省のHP等をご覧ください。
環境省HP
ヒアリの見分け方
(参考)ヒアリの簡易的見分け方.pdf(141KB)
アリに関するFAQ
https://sites.google.com/site/iussijapan/fireant
ヒアリリーフレット(ストップ・ザ・ヒアリ)
ストップ・ザ・ヒアリ.pdf(6961KB)