令和5年第1回上里町議会定例会において、山下町長により、「ゼロカーボンシティ」宣言を表明しました。
ゼロカーボンシティとは
環境省では、2050年までに二酸化炭素の排出量を「実質ゼロ」にすることを目指す旨を首長が表明した地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
環境省「地方公共団体における2050年二酸化炭素排出排出実質ゼロ表明の状況」(外部リンク)
概要
近年、地球温暖化の影響とも考えられる異常気象や集中豪雨などによる甚大な被害が頻繁に発生し、私たちの身近な生活環境に様々な影響をもたらすことが懸念されています。
本町においても、熊谷地方気象台による年平均気温の推移をみると、100年で2.17℃のペースで上昇しており、また夏日・猛暑日が増加傾向にある一方で、冬日が減少傾向にあるなど地球温暖化が進んでいると言えます。
地球温暖化は、世界規模での対策が求められており、我が国においても2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの実現を掲げ、国を挙げて脱炭素の取り組みを進めています。
本町におきましても、令和4年3月に見直しを行った「第2次上里町環境基本計画」の中で「地球温暖化対策実行計画」を定め、国の目標と合わせて、「2030年度に温室効果ガスを2013年度と比較し46%削減」としています。
上里町ゼロカーボンシティ宣言(PDF)
環境大臣からのメッセージ(PDF)
ゼロカーボンシティの実現に向けた主な取り組み
- 上里町公共施設等総合管理計画に基づく、公共施設における照明器具のLED化等
- 家庭から出るプラスチック製品のリサイクル回収をイベント方式で実験的に実施
- 公共施設(保健センター等複合施設等)更新時の『ZEB化』の推進
- 埼玉版スーパー・シティプロジェクトにエントリー、「公共施設のZEB化」、「公用車のEV化」、「ソーラー照明灯等の設置」等の推進により脱炭素のまちづくり
- 町民、事業者、町の協働・連携による地球温暖化対策の推進を一段と加速させるための周知、啓発及び講座等の実施
できることから始めよう!
ゼロカーボンシティを実現するためには、私たち一人ひとりが地球温暖化の問題に向き合い、行動することが大切です。日常生活でできることから始めてみましょう。
みんなで二酸化炭素(温室効果ガス)排出実質ゼロを目指しましょう。