小学生以降の予防接種について

個別接種(委託医療機関にて実施) 二種混合  11歳以上13歳未満
日本脳炎 9歳以上13歳未満(第2期)
子宮頸がん 小6~高1相当

予診票は対象年齢を迎えた誕生日の翌月に送付されます。予診票が届いたら委託医療機関へご自身で予約してください。

※県外の医療機関では上里町の予診票は使用できません。自費となります。

※町外へ住所変更された場合、上里町で交付された予診票は使用できません。

子宮頸がん予防接種について

 平成25年6月より「子宮頸がん予防接種」の接種後に、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的に見られたことから、積極的勧奨が差し控えられてきました。その後、国の検討会において、最新の知見を踏まえ、子宮頸がん予防接種のワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。このため、令和4年度より子宮頸がん予防接種の積極的勧奨が再開されました。

 対象となる方へ個別通知を送付します。通知をよくお読みいただき、ワクチンの有効性と副反応についてご理解のうえ、予防接種を受けてください。

 

予防接種を受ける際の注意事項

(1)年齢の数え方
 予防接種法で定義される「○歳~△歳未満」とは、「○歳の誕生日の前日~△歳の誕生日の前日まで」となります。この期間外で接種すると予防接種法に基づく接種となりません。

 

(2)保護者同伴
 お子さんが安全に予防接種を受けるために、予防接種法では、日頃のお子さんの体質、体調などを把握している保護者が同伴することが原則になっています。しかし、何らかの理由で保護者が同伴できない場合は、お子さんの日頃の健康状態が良くわかる親族等が代わりに連れて行くことは可能です。その際には、予診票の下方にある 「保護者自署」の欄に、必ず保護者が事前にサインしてください。接種当日は、同伴した方のサインも頂きます。

 

(3)『予防接種と子どもの健康』をよく読みましょう

 予診票と一緒に『予防接種と子どもの健康』を配布しています。予防接種の効果や副反応が記載されていますので、必ずお読みください。

 

(4)接種時期や接種間隔に気をつけましょう

 予防接種の種類によって接種時期や接種間隔が定められています。定められた接種時期を過ぎると、任意接種となり費用も自己負担となりますのでご注意ください。

 

(5)転入・転出された場合

転入された方・・予防接種の履歴を確認した後で、予診票をお渡しします。下記よりオンライン申請または母子手帳などの予防接種の履歴がわかるものを持参し、保健センターへご来所ください。オンライン申請・来所のいずれもない場合は、転入翌月に送付する通知で手続きをしてください。

転出される方・・転出先の市町村でお手続きをお願いします。

積極的な勧奨の差し控えにより子宮頸がんワクチンの接種機会を逃した方への対応(キャッチアップ接種)

 これまでの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方は、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種することができることとなりました。

 

キャッチアップ接種対象者:平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれで、過去に子宮頸がん予防接種を受けていない方

キャッチアップ接種実施期間:令和4年4月~令和7年3月31日まで

キャッチアップ接種実施医療機関:児玉郡市内委託医療機関および埼玉県定期予防接種相互乗り入れ医療機関

         ※県外の医療機関で接種する場合は上里町の予診票は使用できません。自費となります。

 

【キャッチアップ接種実施期間の延長について】(令和7年1月更新)

今夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようにする方針について、国の審議会で了承されました。

対象者:
キャッチアップ接種対象者のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
2008(平成20)年度生まれの女子で、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
期間:令和7年4月1日~令和8年3月31日(キャッチアップ接種期間終了後、1年間)

※令和7年3月31日までに1回も接種しなかった方は、4月1日以降公費で接種することはできません。任意接種(自費)となります。

 

 詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。

 ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~:

 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/

 

 

 

定期接種

 接種対象者:小学6年生から高校1年生相当の女子   *標準的な接種年齢は中学1年生

 接種方法:使用するワクチンには3種類あり、そのワクチンによって接種方法が異なります。

原則、同じワクチンを接種します。

 

年齢

回数

一般的な接種スケジュール

9価

1回目接種時年齢

15歳

未満

2回

1回目接種→6か月あける→2回目接種

*上記のスケジュールができない場合

5か月以上の間隔をおいて2回接種

15歳

以上

3回

1回目接種→2か月あける→2回目接種→1回目から6か月あける→3回目接種

*上記のスケジュールができない場合

1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種

2価

小学校

6年生

高校

1年生

相当

3回

1回目接種→2か月あける→2回目接種→1回目から6か月あける→3回目接種

*上記のスケジュールができない場合

1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種

4価

3回

1回目接種→1か月あける→2回目接種→1回目から6か月あける→3回目接種

*上記のスケジュールができない場合

1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から

2か月半以上の間隔をおいて1回

 

子宮頸がんワクチン接種に関する無料オンライン相談について

一般社団法人埼玉県産婦人科医会が、子宮頸がんワクチンや、ワクチン接種前後の不安や疑問についての相談窓口を開設しています。お気軽にご相談ください。(症状のある方は受け付けておりません) 

対象:埼玉県在住の方

費用:無料

相談内容:(1)子宮頸がんワクチン接種前の不安、疑問などの相談

(2)子宮頸がんワクチン接種後の不安、疑問、定期検診などに関する相談

の2つにわけて専門の産婦人科医師が相談を受け付けています。

 

詳しくは埼玉県産婦人科医会ホームページをご覧ください。

https://saitama-aog.jp/hpv

 

予診票オンライン申請について

上里町に転入された方、以前交付された予診票を紛失された方の予診票の申請がオンラインできるようになりました。

接種間違い防止のため、母子手帳の「出生届出済証明・予防接種の記録」ページ写真の添付が必要です。

         オンライン申請はこちら

新型コロナウイルスワクチン予防接種について

令和6年度から新型コロナウイルスワクチン予防接種は高齢者を対象とした定期接種となります。それ以外の方は任意接種(自費)となります。接種を希望される方はかかりつけ医へご相談ください。

  

令和5年3月31日までの特例臨時接種については下記のページをご確認ください。

新型コロナウイルスワクチン予防接種

お問い合わせ先

  上里町保健センター

  電話:0495-33-2550