意見・提言

 これから、高齢者の運転免許返納者が増えてきますが、買い物や通院などを考えると、この先非常に不安を感じます。
 こむぎっち号もいいですが、現に利用者も私の見る限り少ないように思います。また、目的地に行けないこともあるし、時間もかかりそうです。
 美里町のように、免許返納者及び高齢者に一定の金額のタクシー利用券等の発行がされれば、これからの行先に少し希望が見られそうな気がします。こむぎっち号の利用状況なども加味して、これから増えていくであろう高齢者が生活できるように考えていただければと思います。足が確保されなければ、高齢者のひきこもりも増えそうに思います。
 免許は返納しろ、あとは巡回バスがあるじゃないかでは、切り捨てされている感じを持ちます。徐々に実現されることを願っています。

返事

 高齢者の移動支援施策についてご指摘いただきありがとうございます。ご意見にもあります通り、高齢者がひきこもることがなく、いきいきと暮らしていける環境の実現につきましては、今後高齢化がさらに加速していくなかで、解決が急がれる課題だと認識しております。

 さて、現在町が運行しております「こむぎっち号」は、1乗車100円と安価で、利用者数も増加しているところでございます。しかし、ルートが長いことや、便数が少ないことなどについて様々なご意見をいただくため、令和元年9月からはダイヤ等を改善した形での運行を実施しております。

 しかしながら、改善を続けております「こむぎっち号」も、町外には運行していないことや、バス停まで行かなければならないことなど、高齢者の方にとっては利用しづらい点があることも確かでございます。「こむぎっち号」は、5年間の運行協定を締結しており、令和3年の3月まで運行を続ける予定です。令和3年4月以降の公共交通の形態につきましては、検討を重ねているところでございます。今後実施予定の町民向けのアンケートや、その他様々な機会において皆様のご意見を賜れればと考えておりますので、お気付きの点等がございましたらご意見を賜りますようお願い申し上げます。