意見・提言

 台風19号の避難所の設置ありがとうございました、早々と設置の決断、素晴らしいと思います。初めて避難所を(神保原公民館)使わせていただき思い付くことが数点ありましたので、今後の避難所開設時、取入れて頂ければと思います。
 (1)神保原公民館にはテレビが無い。台風情報を得るために。
 (2)避難所利用上のマナーを掲示する。
  携帯、スマホ使用ルール(マナーモードに設定)着信音が気になる。
  通話(会話)はホールなどで行う。
  避難所利用時間帯が深夜に及ぶ場合、利用者同士の会話は場所を考慮する。
 (3)老婆心ですが、自家発電機は準備されていたのでしょうか?
 (4)ペット(犬、猫)同伴避難も考慮してください。

 以上ですが、 避難所を担当されていた町職員の方たちのご苦労には感謝しております。(自宅、家族があるのに)

返事

 はじめに、神保原公民館(避難所)にテレビを設置することについてでございます。

 災害時は、様々な情報が錯綜することから、テレビやラジオ等により正確な情報を得ることが重要であると考えます。 情報を得る手段はテレビやラジオ以外にもインターネットやスマートフォンによる取得も考えられますが、同時により多くの方へ情報を配信するにはテレビやラジオが有効であります。

 各公共施設には、非常時の準備品として懐中電灯や携帯ラジオを備えておりますが、テレビの設置には至っていないのが現状です。今後は、災害時における避難者への情報配信手段について、テレビの配置を含め、様々な手段を検討してまいりたいと考えております。

 

 次に、避難所利用上のマナー掲示についてですが、避難所には小さなお子様からお年寄りの方まで、性別を問わず多くの住民が訪れ、場合によっては一定期間生活をする場所にもなります。見ず知らずの人同士が同じ屋根の下で生活するためには、ある程度のルールが必要になり、避難生活が長期化すれば、より詳細なルールを決めておくことが必要となってきます。

 今回開設しました自主避難所には、マナーの掲示がなく、ご不便をおかけしたことと思います。今後は、避難生活における不安やストレス軽減を図るためにも、避難所運営におけるマニュアルの整備などに取り組み、マナーの掲示についても検討してまいりたいと思います。

 

 また、自家発電機の備蓄についてですが、ガスで発電する発電機を各中小学校にある防災倉庫に備えています。停電発生時に、より多くの電力を確保するためにも、引き続き自家発電機の備蓄を進めていきたいと思います。

 

 最後に、ペット同伴での避難についてですが、町の避難所にはペットを連れて避難できるスペースを予め用意していないのが現状です。そのため、もしペット同伴で避難される場合には、飼い主の責任のもと、施設にある遊具等に繋いでいただくか、あるいは他の避難者とは離れた場所にスペースを設けるなど個別に対応しています。

 ペット同伴での避難者を考慮した避難所運営ができるよう、他の市町村の状況等を調査して、検討していきたいと考えております。

 この度は、貴重なご意見ありがとうございました。いただいた意見等を参考にし、今後より一層の防災対策に努めてまいりたいと思います。