意見・提言

  私は2か月前に病気になり、今日は特に体調がすぐれず、朝から布団に横になっていました。しかし、今日は県知事選挙の投票日なので、朝から何度も投票の催促の防災無線が大きな音で流れ、具合が悪く寝ているのに、そのたびに起こされ、なかなか体調がよくなりません。
 投票を呼び掛けることはいいことですが、世の中には赤ちゃんや体調の悪い人や寝たきりのお年寄りがたくさんいると思います。
 一日に何度も大きな音で無線が流れるのは、いかがなものでしょうか。選挙に行く人は、無線があってもなくても行くし、行かない人は、無線が流れても行かないと思います。もう少し、いろんな人のことを配慮して無線の活用をしていただきたいと思います。

 

返事

 長期のご病気とのこと、先ずもって体調が回復されることを願っております。

 防災行政無線は、国民保護に関する緊急事態や地震等による非常災害、火災によるサイレン吹鳴及び火災放送などの災害情報を、町民の皆様に広く周知するために設置しています。また、平常時には尋ね人や町のイベント等のお知らせなどでも活用しております。
 8月6日(日曜日)に執行されました埼玉県知事選挙は、埼玉県選挙管理委員会が実施している選挙でございます。埼玉県は、投票率向上を目的とした啓発強化を県内市町村に依頼しており、上里町も7月26日、8月2日、8月4日と3度に渡って依頼を受けております。そのため、上里町といたしましても、できる限りの啓発を実施したところです。

 ご指摘にもありますとおり、町内には様々なご事情をお持ちの方がおり、内容によっては、防災行政無線の放送を必要としていない方がいらっしゃることは存じております。しかしながら、投票日を失念している方が放送を聞いて、投票所にお越しになる場合もございます。
 選挙は、私たちが、より良い暮らしを願い、私たちの代わりにその思いを実現してくれる人を選ぶためのものです。大切な一票を有効に活かしていただくために、放送回数や内容等を精査したうえで啓発活動を実施して参りますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。