意見・提言

1.快速アーバン廃止の反対

 JR京葉線の快速、通勤快速の廃止で千葉県の自治体より多くの意見が出ています。
 一方、高崎線では3月のダイヤ改正で夜間の快速アーバンでも普通列車に変更となる発表があり、夜間に上野始発下り2本のみとなるそうです。
 かつて東海道線でも同様に本数削減、翌年に全廃された事例があり、高崎線でも同様に2025年には全廃されるのではと危惧しています。
 東海道線や京葉線と同様なことが無いよう、今から働きかけて欲しいと考えています。

2.神保原駅について

 北口の再開発と合わせて神保原駅の橋上駅舎への改築を検討していると聞いています。
 この2つについて駅舎改築を優先して進め、南口をより有効活用して欲しいです。
 最近、JR八高線の高麗川駅でも橋上駅舎への改築が始まりましたが、既存の跨線橋を活用したものになるようです。神保原駅も既存の自由通路と跨線橋の間に空間に駅舎を建設することで工費、工期を抑えられないでしょうか。
 また、別の提言で学生の学習場所確保のことがありましたが、駅にもその機能があると良いのでは無いでしょうか。地方の駅にはそのような場所を提供している事象があるそうなので、参考にしていただければと思います。 

返事

「1.快速アーバン廃止の反対」へのご回答

 JR東日本によりますと、今年3月に実施される高崎線に係るダイヤ改正については、利用実態に合わせた輸送体系への見直しを行ったものであり、上野駅から籠原駅間の列車の減便や、上野駅から熊谷駅間で一部の快速列車が各駅停車に変更されるとのことです。
 今回の改正により、神保原駅の発着本数が減ることはありませんが、一部の快速列車が各駅停車化されることにより、神保原駅を利用される町民の皆様にとって、大変影響のある改正であると認識しております。
 町では、高崎線(上尾駅から神保原駅間)の沿線市町で構成された「高崎線沿線地域活力維持向上推進協議会」に加入しております。当協議会では、高崎線の利便性を高め、沿線地域の活力の維持向上を図ることを目的とし、毎年度、JR東日本へ要望活動を行っているところです。
 快速列車の各駅停車化は、籠原駅より北の駅利用者にとって利便性の低下につながる改正であり、該当する沿線市町にとっても魅力の低下に繋がるものと考えております。そのため、段階的に快速列車が各駅停車化されることのないよう関係市町と連携し要望して参りたいと考えております。

「2.神保原駅について」へのご回答

 町では、駅周辺の魅力の向上と賑わいの創出を目指し令和5年3月に「神保原駅北まちづくり基本計画」を策定・公表しました。神保原駅機能の改善についてもまちづくりの一環として取り組んでおります。
 橋上駅舎化等により駅機能が改善されることで、南側からの駅利用者の利便性の向上や町のイメージアップが図られます。一方で、事業費についても慎重に検討していく必要があります。
 ご指摘のとおり、駅舎整備には多額の費用が見込まれる中、既存の自由通路や乗換え跨線橋を活用することで、事業費や工期の圧縮が期待されます。町といたしましては、既存の設備の活用も含め、JR東日本と協議を進める中で方向性を検討してまいりたいと考えております。
 また、駅舎の活用方法はさまざまなものが考えられますが、他自治体の駅舎の事例等も参考に調査・研究し、利便性の高い駅舎を検討してまいりますので、ご理解いただけますと幸いです。