意見・提言

WHO(世界保健機関)が2021年に、日本の国立感染症研究所はその翌年に、新型コロナウイルス感染症(covid 19)がエアロゾル感染することを発表しました。このことは、不織布などの簡易マスクでは感染を完全には防げないということを意味します。
そんなこともあり、2022年には欧米でマスクをする人をほとんど見なくなりました。

そんな中、先日上里町役場にいったところ、人には趣味趣向というものがありますが、私が見たほぼ全員の職員がマスクをしていました。驚きました。

窓口の方は、顔を隠さず対応するというのは大人としての最低限のマナーではないでしょうか。

返事

マスクの着用は、風邪やインフルエンザなどの感染症が広がっている時期や、公共の場で人と接する際に自身や他者への感染リスクを軽減する効果があるほか、花粉症やほこりなどのアレルゲンの吸引を防ぐことができると言われております。
一方で、顔の表情の読み取りにくさや、会話の聞き取りにくさなど、感情や意思の表現が必要な状況では、コミュニケーションに問題が生じる場合があるとも言われております。

このように、マスクの着用による効果は一長一短ありますが、着用については、個人の意思が反映されるべきであると考えております。

厚生労働省からは、令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方として、「本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう配慮すること」との通達が届いております。

これを受け、町といたしても、「職員のマスク着用については、個人の判断によるもの」としておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。