マイクロソフト社の共同創業者として知られるビル・ゲイツ氏ですが、彼が若人に向けて語ったと言われているスピーチがあります。学校では学べない「人生で大切な11のルール」に触れており、青年期に知っておくと必ず役に立つものです。主な内容をご紹介します。
(1)努力は当たり前、とにかく結果がすべて
若いころは、努力した過程もほめてもらえるかもしれません。しかし、社会に出れば何より結果が求められます。気分がのらないなんて言い訳はやめて、とにかく結果を出せるように努力しましょう。
(2)すぐに成功することはない
どんなに能力がある素晴らしい人でも、すぐに成功することはありません。地道に一歩一歩進んでいくことが大切です。
(3)叱ってくれる人を大切に
あなたが怠惰な振る舞いをしたら、先生は叱ってくれます。しかし、仕事上の上司ならすぐにあなたを手放すことでしょう。
(4)すべてのことは、何だってチャンスになる
あなたたちの祖父母や両親は、どんな仕事であっても、チャンスの第一歩だと思い、一生懸命働いてきたはずです。どんな仕事でもそれを生かせるかどうかはあなた次第です。
(5)失敗はすべて自分のせい、そこから学べ!
物事を自分で判断できる年齢になったら、すべての責任はあなたにあります。誰かのせいにしているうちは、失敗を糧に成長することはできません。
情報通信の分野で確固たる地位を築いたゲイツ氏らしく、前向きな姿勢や自己責任の意識、さらには、自分自身を磨くことの大切さなどを訴えています。これ以外にも、示唆に富んだ名言を残していますので、書物などでぜひ、ご覧ください。先日開催された「上里町二十歳の集い」には、輝かしい門出を迎えた若者たちが大勢集まりました。ゲイツ氏のように、各自の未来を力強く切り開いていただくことを期待いたします。