今年も1月に入り毎朝寒い日が続いております。新学期になり各小中学校の校門で校長先生と先生方・保護者の皆さまと共に児童・生徒を迎える「朝の挨拶運動」を行いました。今回はこの挨拶運動で感じたことをお話ししたいと思います。私は、できるだけ子どもたちと同じ目線で挨拶できるよう腰を落とし、膝をつく感じでの挨拶を心がけています。ある日、男子児童が挨拶してくれた後、「おんぶして」とばかりに、私の背中に無言で乗ってきました。それから、しばらくその姿勢のままで会話を交わし、名前を教えてもらいました。こんな感動はなかなか得られません。
 また、ある日には、高学年の児童が「町長さんですか?」と声掛けしてくれ、それから「おはようございます。」と丁
寧なお辞儀と挨拶をしてくれました。私は、礼儀正しい姿勢にうれしくなりました。
 また、挨拶の際、自分の手袋を外して握手してくれる子どももいます。礼儀作法を身につけている児童に何度も感激させられました。
 日常の何気ない学校の挨拶運動が、子どもたちとの心の交流と感動を与えてくれました。子どもたちが健やかに育つ上里の未来に期待したいと思います。また、ここに至るまで、保護者の方々をはじめ、学校関係者や区長、民生児童委員他ボランティアで見守り活動を支えていただいている皆さまに、改めて敬意と感謝を申し上げたいと思います。
 私は「こども応援宣言!子育て支援日本一の町づくり」を目指しております。子どもたちの将来のため、一層気持ちを引き締めて参りたいと思います。