いよいよ、待望の新しい神流川橋が、令和4年12月3日(土曜日)、午後3時に開通します。

 国道17号は、東京都から上信越方面を結ぶ国土形成上重要な広域幹線道路としての機能を持つとともに、災害時などの第一次特定緊急輸送道路として、大切な役割を担う道路です。
 一方、埼玉県と群馬県を繋ぐ現在の神流川橋は、昭和9年に架けられた橋のため老朽化が著しく、安全・安心な交通を確保する上で防災・耐震対策が急務となっていました。
 このようなことから、「国道17号本庄道路建設促進期成同盟会」を組織し、埼玉県・群馬県の協力のもと、早期整備の実現に向け、沿線市町や議会、さらには地域住民が一体となって取り組んでまいりました。
 本庄道路には、広域幹線道路としての重要性に加え、沿線市町の交通渋滞の緩和、交通事故の発生防止等のほか、地域の経済的自立と活性化を推進する基盤としての役割が大いに期待されます。
 町では平成27年12月に、上里スマートインターチェンジが開通し、その周辺地域である「このはなパーク上里」では、農産物・特産品を提供する農業振興施設をはじめ、地域活性化の拠点整備等が進んでおります。併せて本庄道路が整備され、交通の利便性がさらに向上することで、町外の方にとって観光や買い物の選択肢として上里町が加えられることも増えていくことでしょう。
 持続可能な地域社会の実現のためには、地域に求められる道路整備を着実に進めていくことが必須です。町といたしましては、国に対し、道路整備予算を確保していただくための要望活動を積極的に実施してまいります。