上里町では、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、日常生活のちょっとした困りごとを地域で支える仕組みづくりを進めています。この取り組みは、「困った時はお互い様」の気持ちが原動力となっています。

☆小学校区から行政区単位への広がり
 賀美小学校区では、令和3年度に住民主体の地域支え合い活動組織「賀美安心サポートの会」が発足し、ごみ出しや草むしり、買い物などの身近な生活支援が継続的に行われています。こうした動きは町内に広がり、令和6年度には、神保原小学校区で「支え愛とおせっ会」が活動を開始しました。
 さらに、七本木小学校区の三町行政区で「三町高齢者等生活支援の会」が立ち上がったことをきっかけに、行政区単位の取り組みに対しても補助金を交付して、それぞれの地域が特性を活かして柔軟に活動できるよう、サポート体制を整えました。現在は、「堤
生活支援チームの会」、「嘉美高齢者等生活支援の会」がそれぞれ活動を開始しています。
☆地域にあふれる喜びの声
 生活支援を依頼した八十代の方からは、「今まで当たり前にできていたことが難しくなり不安だったが、地域の支え合い活動を知り、安心して頼むことができた」との声が寄せられています。一方、担い手からは「自分にできることで喜んでもらえてうれしい」、「体を動かすことで自分の健康のためにもなる」、「活動を通じて地域の皆さんと交流できるのが楽しみ」と、前向きな声が多く聞かれます。
 地域の支え合いは、特別な人だけが担うものではなく、誰もが参加できる身近な取り組みです。小さな一歩が地域の大きな力につながります。

 今後も、町民の皆さま、地域の組織や団体、行政、社会福祉協議会が連携し、支え合いの輪を町全体に広げ、誰もが安心して暮らせるまちをともにつくっていきましょう。

gazou

  ▲地域支え合い活動の様子