過ごしやすい季節となりました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と、秋の楽しみ方にはいろいろあります。野菜や果物など多くの作物が収穫期を迎え、おいしい旬の食べ物がたくさん出回ることから、味覚の秋を味わうのが私にとって大きな楽しみの一つとなっています。
上里町の特産品に「梨」があります。梨というと「幸水」「彩玉」「豊水」などの品種が最盛期を迎える「夏」を思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、まだまだ、これからの時期も美味しい品種が出回ります。
上里町では、七月の「はつまる」に始まり十二月の「愛宕」まで、約六か月の長期にわたりさまざまな品種の梨が収穫され、味わうことができます。これは全国的にも珍しく、産地としての強みだと思っています。この期間に十三もの品種が栽培されていることが、上里梨の特徴です。多様な品種が揃っていることから、上里産の梨のPRには「十梨十色(じゅうなしといろ)」というキャッチコピーを掲げています。人それぞれに個性があるように、梨も品種ごとに個性があることから、上里梨の多様な魅力を表したものです。
これから「新高」「新興」「にっこり」「王秋」等と続き、十一月下旬には一キログラム以上にもなる大玉品種の「愛宕」が出回ります。愛宕は、適切に保存すれば、お正月に味わうことも可能です。
毎年、味わい豊かな梨が生産されていますが、特に今年は大きさ、味ともに格別のようです。先日、生産者から「今年は梅雨の時期に、しっかり雨が降ったから。」とお聞きしました。まさに、自然の恵みですね。
十梨十色の上里梨から、あなたの「推し」を見つけてください!
追伸:上里梨はとても人気があります。直売所では品切れの場合もありますので、お出かけ前に各梨園にご確認いただくことをおすすめします。
(品種や直売所についての詳細は、「上里梨マップ」をご覧ください。)

▲秋の訪れを上里梨から感じてみませんか。